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iPhone国内シェアは66%、圧倒的な人気を維持 - 諸外国ではアンドロイドに軍配

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サムスンが牽引するAndroid軍団は、このクリスマス休暇の間、全世界でナンバーワンの地位を獲得しました。ただし、アップルがトップを占める日米を除いての話です。以下、PCWorldのレポートです。

Kantar Worldpanel Comtechが2012年12月23日までの12週間の売り上げをまとめた最新の統計によれば、Androidはイギリス、ドイツ、フランスなどヨーロッパの大半の国々とオーストラリアで牙城を守り、市場の50%超、スペインに至っては最大86%ものシェアを獲得しました。さらにAndoroidは、中国都市部でも72.5%という占有率を誇っています。

しかしながら、この調査では、日本とアメリカにおいてはアップルのiPhoneが50%以上の市場を抑えていると報告されています。アメリカでは、Androidのシェアが44.2%と若干下がっているのに対し、iOS機器は前年比6.3%増の51.2%を達成しています。日本に至っては、Androidが1/3を越えただけなのに対し、iOS機器のシェアは66.2%という数字をたたき出しています。

Kantarの試算によれば、12月に販売された携帯電話の1/3はクリスマスプレゼントとして贈られたものであり、受け取り手の大半は18歳未満で、その半数は女性だとのことです。12月にギフト用携帯として最も人気のあった機種はBlackBerry 9320で、さらにサムスンGalaxy Ace 2、アップルiPhone 4Sが続きます。

Androidの成長は鈍化したのか
Kantar Worldpanel ComTechの消費者ウォッチャー責任者であるドミニク・スネボ氏によれば、昨年スマホを初めて購入する消費者がマイナスに転じたのに伴い、昨年のAndroidの成長速度は鈍化を始めたとのことです。「携帯電話メーカーの中で、サムスンはイギリスでナンバーワンの座を保ってきました。同社はスマホの全セールスの35%を自社が締めていると豪語しています。ただし、現在32%のアップルがこれに肉薄しています」スネボ氏はこう付け加えています。全体を見れば、サムスンはヨーロッパの携帯電話市場の43%、アメリカ市場の27%を占めています。

携帯電話市場には、その他にBlackBerryを製造するResearch In MotionやMicrosoftといったメーカーがあります。現在は売り上げリストの下位に甘んじていますが、中には発展しつつあるメーカーもあります。

Winodws Phoneはヨーロッパ市場、とくにイギリスとイタリアで成長著しく、それぞれの国で5.9%、13.9%というシェアを獲得しています。これは前年の2.2%と2.8%という数字に比べれば向上しています。

スネボ氏はこんな風に説明しています。「Microsoftが思っていたよりも時間はかかってしまいましたが、Windows Phoneは、ヨーロッパの主要国でメキメキとシェアを上げ始めています。しかし、中国やアメリカ市場における成果は、相変わらずパッとしません。これら世界の二大スマホ市場の攻略こそが、Microsoftが2013年に克服しなければならない挑戦になるでしょう」

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