サムスン：新広告でiPhone 5を狙い撃ち！
サムスンは15日（現地時間）、新しい広告で自社の旗艦モデルであるGalaxy S3とアップルの新iPhone 5を並べて性能比較する広告を打ち出しました。かなり主観的な比較と見えますが、消費者にはどのように映るのでしょうか。米国のApple Insiderが伝えております。
そのタイトルは「天才はいらない (It doesn't take a genius)」というもので、これは明らかにアップルのTVスポットとそのカスタマーサポート（Geniusesと呼ばれる）を意識したものです。
同広告の狙いは言うまでもなく、Galaxy S3がiPhone 5よりも優れている多くの特徴を知らしめること。アップルの新デバイスに見られる特徴の倍になる特徴を、Galaxy S3は備えているとしています。またスペック的にも上を行っていることが示されています。
アップルの新ライトニングコネクターの箇所では、サムスンはそれを「まったく異なるプラグ」と形容しており、対して自社のそれを「標準的なマイクロUSBプラグ」と称しています。ちょっと悪戯っぽい表現です。
矢張りというべきところですが、その広告は、iOS 6で登場した数多くの機能については触れていません。しかしiOS 6こそ、アップルiPhoneを他社のスマートフォンに対して優位に立たせるもの。ソフトウェアとハードウェアを自社の懐に統合しています。サムスンのハンドセットが1年前のアンドロイドを使用している事実は触れられていません。
サムスンとしても、アップルiPhone 5の行く末を黙って見ているわけにはいかないということでしょうか。判断するのは、もちろんあなたです。
