アップル、WWDCで10.5インチ新型iPad Proを発表か = KGI証券
KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、最新の投資家向けレポートの中で、来月開催されるWWDC(世界開発者会議)において、すでに噂の出ているSiriを搭載したホームスピーカーに加えて、10.5インチの新しいiPad Proが発表される可能性が高いことを明らかにしました。
クオ氏によると、供給会社は現在、新iPad Proの6月初旬の量産開始に向けて準備を進めており、6月5日の基調講演で発表されると考えるのが合理的だとしています。
新しい10.5インチのiPad Proは、デバイスのサイズは9.7インチ版に近いものの、ベゼルが狭くなるため画面のサイズはこれまでより大きくなるとのこと。新しいデザインによりユーザエクスペリエンスが向上し、ビジネス市場での需要増加が見込まれています。
Siri搭載スピーカー発表も
一方、Siriを搭載したホームスピーカーがWWDCで発表される可能性は50%程度とのこと。7つのツイーターと1つのウーファを搭載し優れた音声品質を持つこのスピーカーは、アップルのA8と同等かそれより新しいCPUを搭載して、価格はアマゾンのEchoよりも高くなるとのことです。
今年のWWDCは引き続きソフトウェアに重点を置いたイベントになるとみられ、iOS 11、macOS 10.13、watchOS 4、tvOS 11が発表される見通し。例年のスケジュール通りであればこれらの一般リリースは9月になる予定です。
⇒ Apple Insider