グーグルNexus 7、iPadを遂に逆転 - 販売動向調査
日本のタブレット市場でグーグルのNexus 7が幅広いシェアを獲得しているようです。
日本経済新聞によると、昨年12月の日本のタブレット市場で、グーグルNexus 7のシェアがアップルのiPadを抜きトップに立ったとのことです。
昨年12月に市場調査会社BCNが日本の家電量販店2,400店舗を対象に行った調査で、Nexus 7タブレットがシェア44.4%と、iPad の40.1%を抜いて首位を獲得しました。
Nexus 7の魅力の1つが安さであることを考えれば(Nexus 7は台湾エイスース(華碩電脳)とグーグルとの共同開発製品)驚くような結果ではないのかもしれません。Nexus 7は、アップルのタブレットで最も安いiPad miniより、さらに9000円安い価格で販売されています。
日本経済新聞は、iPad miniが年末商戦期間中に店頭で品薄になったことがシェア低下を招いた一つの要因であるとしつつも、Nexus 7の手ごろな価格が販売を後押ししたと分析しています。
また、日経が引用したIDCジャパンの調査によると、日本における2012年のタブレットの国内出荷台数は約360万台で、2013年には約490万台に増えると見込まれています。
※昨年12月の販売シェアはNexus 7に軍配が上がりましたが、MMD研究所が16日に発表した調査によると、タブレット市場のシェアはiPadが62.7%で、2位のNexus 7の5.3%を大きく引き離して首位の座を守っています。