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iPadイベントでアップルが発表したこと - まとめ

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アップルは米国時間の16日に開催したメディアイベントで、新しいiPad Air 2とiPad mini 3、Retinaディスプレイ搭載のiMac、そしてiOS 8.1やOS X Yosemiteの公開日などを発表しました。米国のサイトMashableが詳細を伝えています。

iPad Air 2

今回のイベントの最大の目玉は、機能を大幅にアップデートしたiPad Air 2です。iPhone 6と6 Plusにも使われているA8Xチップ、アップル独自の指紋認証センサーTouch IDを新たに搭載。厚さは従来より18%薄くなり、重さはわずか437グラム。解像度は2,048×1,536で、スクリーンの反射を最大56%削減する反射防止コーティングが付加されています。

カメラはiPhone 6と同じ、8メガピクセルのiSightカメラと1.2メガピクセルのFaceTime HDカメラ。1080pのHD動画やタイムラプス動画を撮影できます。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3種類。またアクセサリのスマートカバーに、ブルー、ピンク、イエロー、グリーン、ホワイト、ブラック、レッドと数多くのカラーが追加されました。

価格は16GBのWi-Fiモデルが53,800円(税別、以下同様)、Wi-Fi + Cellularモデルが67,800円。容量はこの他64GBと128GBがあり、それぞれ約1万円づつ価格が上がります。iPad Air 2はアップルストアで18日から予約の受付が開始されます。

iPad mini 3

iPad mini 3は、Touch IDが追加され、5メガピクセルのiSightカメラとFace Time HDカメラを搭載。バーストモードでの撮影が可能になりました。

プロセッサはA7チップとM7モーションコプロセッサ、スクリーン解像度は2,048×1,536と、これらは現行のiPad mini 2からの変更はありません。

iPad mini 3にもゴールドが追加され、カラーオプションはシルバーとスペースグレイを合わせた全3種類。価格は16GBのWi-Fiモデルが42,800円、Wi-Fi + Cellularモデルが56,800円。容量はこのほか64GBと128GBがあり、iPad Air 2同様、32GBのモデルは廃止されました。予約受付は18日からです。

iMac Retinaディスプレイモデル

iMacは2012年以来の大幅なアップデートが行われました。ディスプレイはRetinaの5Kディスプレイ、解像度は驚きの5,120×2,880。プロセッサは最大4.0GHzのクアッドコアIntel Core。価格は¥258,800からで、17日から発売されます。

iOS 8.1:Apple Payとカメラロール

アップルは来週月曜日に、iOS 8公開後初のメジャーアップデートとなるiOS 8.1をリリースします。iOS 8.1ではiOS 8で削除されたカメラロールが復活。また、Apple PayやiCloud Photo Libraryといった新機能が一般に公開されます。iCloud Photo Libraryを使うと、ユーザーは自分が撮影した写真に複数のデバイスからアクセスできるようになります。

OS X Yosemite

今年6月のWWDC(世界開発者会議)で発表されたOS X Yosemiteが17日からついに一般公開されました。すでに100万人近いユーザーが最新のベータ版を利用していますが、OS X Yosemiteはアップルの新しい連携機能「Handoff」に対応し、ユーザーはiOS 8.1の公開と同時にiMessagesやSMSのメッセージをデスクトップ上でも送受信できるようになります。

Mac Mini

2年ぶりのアップデートとなるMac miniは、第4世代のIntel Coreプロセッサと従来より最大50%速くなったフラッシュストレージのオプションを採用。また、Thunderbolt 2、ハイビジョンテレビ、Interl Iris GraphicsおよびIntel HD Graphics 5000に対応しています。

Apple Watch

Apple Watchの発売日の発表はありませんでしたが(おそらく2015年初頭とみられる)、アプリを作成する開発者向けプラットフォームWatchKitは11月から利用できるようになります。Apple Watchの価格は349ドル(約3万7千円)からです。

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