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アップル、4月に新製品発表イベントを開催か?米投資調査会社が予測

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アップルが開発者向けにテレビ関連のイベントを3月に開催するのではないかという最近の噂はきっぱりと否定されましたが、米投資調査会社Piper Jaffrayは、再デザイン化されたiPadが4月末に開催されるイベントで、初登場するのではないかと見ています。これは同社がアップルの過去のイベントのタイムラインを精査した結果。米国のApple Insiderが伝えております。

「これまでのアップル製品ローンチイベントの時期を調べた結果、次の3月か4月に何か新しいものが登場しそうな気配だ。過去二年間、iPadは春のイベントでアップデートされてきた」と、同社のアナリストであるジーン・ミュンスター氏。

昨年10月、iPad miniが初登場し、フルサイズiPadのアップデートはマイナーだったことからすると、今年初のアップルイベントでは、Retinaディスプレイ付きフルサイズiPadに大きなデザイン変化がほどこされ、iPad miniのそれに近い特徴をもつようになると、ミュンスター氏は書いています。

「アップルはフルサイズiPadのボディをiPad miniとよく似たものにアップデートするだろう。またiPad miniもRetinaディスプレイを備えるようになるかもしれない。もっともこれは、昨年12月の四半期にアップルが直面したiPad miniの生産供給に制約があったため、今年後半にずれ込むかもしれないが...」

ミュンスター氏は、過去数年のアップルの主要ハードウェア新製品のローンチイベントを精査。特にイベントとイベントの日数差に注意を向けました。2009年6月8日のiPhone 3GSのローンチ以来、アップルは11の主要新製品ローンチイベントを開催してきました。

「イベント間の平均日数差は、123日(約4か月)。2009年の3GSローンチ以来の最長の日数差は、216日(約7か月)。2011年3月のiPad 2のローンチと2011年10月のiPhone 4Sのそれの間だ」

ミュンスター氏によると、iPhone 4Sは遅延のためローンチ間の日数差が広がったとのこと。よって、かりにアップル直近のイベントが2012年10月23日で、日数差が4か月とすれば2月末に、日数差が7か月とすれば5月末に次のイベントが開催されそうです。

「もっともありそうなシナリオは、そのあいだを取って、3月開催か4月開催ではないか」

iPadのアップデートが続くのに加えて、アップルTVもアップデートされる可能性があり、後日テレビの正式なローンチがあるのに先立って、アップルストアにて改良されたソフトウェアがお目見えするのではないか、とミュンスター氏。

「もしアップルが今年末にテレビのローンチを計画しているとすれば、次の6か月内にはアップルTVのアップデートが期待される。アップルTVソフトウェアのアップデート版は、究極のテレビ登場への下準備と言える」

来たるアップルメディアイベントに関するミュンスター氏のコメントは、同氏の仲間であるピーター・ミセク氏の意見とも呼応し合っています。ミセク氏の言う3月開催のアップルメディアイベントは、アップルTV未来版のための開発者ツールに関するもので、これはThe Loopsのジム・ダーリンプル氏の「イベントはない」とする見解と際立った違いを見せていました。

ダーリンプル氏は、多くのアップルウォッチャーが認めているように、アップル非公式のPR部門のように見られている人。よってダーリンプル氏のコメントは、アップルの実際の意図を代理していると広く信じられています。

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