超薄型iPad 5は10月デビュー?iPhone 5Sと廉価版iPhoneも準備中
iLoungeのジェレミー・ホロウィッツ氏の新しいレポートは、第5世代となるiPadと今後のiPhoneの新モデルを扱っています。特に注目すべきは、第5世代iPadのシェル式デザインモデルで、これは現行のiPad miniのデザインの特徴を多く採用したものだとのこと。米国のMacRumorsが報じております。
「それはどんな姿をしているのか?想像のかぎり相当に小さいものだ。縦置きにして、9.7インチのスクリーンサイズ。右と左のベゼル(枠)はないに等しい。かろうじて上下に、カメラやホームボタンを置くスペースがあるだけだ。さらに目に付くのは、その薄さ。第5世代iPadは、先行機種と比べて、あらゆる意味で小型化するだろう。周囲はすべて面取りした縁とカーブになっているので、「iPad miniの大型版」と称してもいいだろう」
このレポートによると、新iPadは現行のものよりかなり小さく薄いので、内部のデザインも完全に刷新されそうです。おそらくはIGZOパネル、より小さいチップなどが採用されるでしょう。
ホロウィッツ氏によると、アップルは3月に第5世代iPadを出そうとしていたが、部品の生産量の問題で、現状では10月リリースになるのが有力と見ています。
新iPhone 5Sについて、ホロウィッツ氏は、背面のフラッシュがやや大きくなる他は、iPhone 5とほとんど似た形になるとの見方。噂の廉価版iPhoneは、プラスチックのシェルデザインになりそうですが、これも2013年のアップルの計画に含まれている見込みです。世界最大の携帯キャリアである中国移動通信 (China Mobile)への参入目的で、アップルはコストを下げようと目論んでいます。
最後にホロウィッツ氏は、噂の「iPhone Math」も開発にも触れましたが、かりにあるとしても、今年リリースはないと述べています。
ある情報筋によると、「iPhone Math」(「iPhone+」の誤訳とも言われています)は、別種の新モデルとなりそうで、まだ初期のプロトタイプの段階にあり、2013年内のリリース見込みは薄いとされています。スクリーンサイズは、4.7インチ。まだ市場に出るには時期尚早、そうなるまでに多くの変化が生じることでしょう。これはアップルによる、アンドロイドフォンのスクリーンサイズに対抗するための「万が一のプランB」と考えておくのがいいでしょう。
ホロウィッツ氏は過去数回、アップル製品に関する情報を正確に伝えてきました。同氏はアップルのサプライチェーン筋の信頼できる情報源を持っているようです。