アップル、27日のイベントで新型iPadや教育向けソフトウェア発表の見通し = 米有力紙
米ブルームバーグは23日、来週火曜日(日本時間28日水曜日)に開かれるアップルのイベントについて報じ、これまでに登場したいくつかの噂を裏付けました。やはり、低価格の新型iPadが発表されることになるようです。
ブルームバーグによると、今回のイベントは、低価格のエントリーモデルとなるiPadや教育用のソフトウェアの発表が中心となる見通し。一方で、現行のMacBook Airに置き換わる1,000ドルを切る新MacBookについては、開発中であることは確実としながらも、今回発表される可能性は低いとしています。ただ「発表されない」とは断定しておらず、発表は行われ、発売は数か月先なるという可能性もなきにしもあらずのようです。
今回の記事ではiPadの詳細には触れられていませんが、価格は現行の37,800円を切り、現在はiPad Proのみに搭載されているApple Pencilが搭載される、等の噂が伝えられています。
ソフトウェアに関しては、iOS 11.3ベータ版に教育用フレームワーク「ClassKit」への参照が含まれることを9to5Macが発見しており、今回のイベントの目玉になると予想されています。
ClassKitのAPIは、テストモードでアプリを構築すると、テスト中に生徒が他のアプリを使って解答を検索できないようにしたり、テストが終了したときに解答を教師に自動送信し、採点や見直しを行えたりするとのことです。
また「iBook Author」の新バージョンでは、教師が自分で教材を作成したり、教科書をデジタル時代に対応するように刷新したりできるとのこと。新しいiPadやClassKit の統合に必要な、iOS 11.3のリリース日も発表される見通しです。
イベントは3月27日にシカゴにある高校で開かれます。
⇒ Bloomberg , 9to5Mac