ソフトバンク、ドコモ、auは3月30日、同月18日に発表された新型iPad miniを発売しました。2015年以来のアップデートとなる新型iPad miniは、Apple Pencilに対応したほか、さまざまな機能が更新されました。
外見は従来のモデルからほとんど変わっていませんが、背面のカメラの横に配置されていたデュアルマイクロフォンが、新モデルでは上辺の中央に移動するなど、微妙に変化した点も存在します。旧モデルのiPad mini 4から何が変わったのか?まとめてみました。
ちなみに、新型iPad miniの名称はiPad mini 5ではなく「iPad mini」です。
新型iPad miniの価格
Apple Storeにおける新型iPad miniの価格は以下の通り。
容量 |
Wi-Fi |
Wi-Fi + Cellular |
---|---|---|
64GB |
45,800円 |
60,800円 |
256GB |
62,800円 |
77,800円 |
キャリアが販売する価格は以下の記事を参照してください。
⇒ 携帯3社のiPad Air、iPad mini 機種代金比較
主なスペック比較
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新型iPad mini |
iPad mini 4 |
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カラー |
シルバー |
|
容量 |
64GB |
16GB |
重量 |
300.5g |
298.8g |
|
高さ:203.2 mm |
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ディスプレイ |
7.9インチ |
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チップ |
A12 Bionicチップ |
A8チップ |
カメラ |
背面:800万画素 |
背面:800万画素 |
ロック解除 |
Touch ID |
チップ
リソースを大量に消費するアプリ、メディアストリーミング、iOSゲームの快適なプレイなどに十分に対応できる、最新のA12 BionicチップとM12コプロセッサが搭載されています。また、ソフトウェアを高速かつ高性能に実行するNeural Engine(ニューラルエンジン)のアーキテクチャも搭載されました。
カメラ
背面カメラにLive Photosが追加され、ビデオ撮影で1080ピクセル解像度と120fps(スローモーション)での撮影が可能になった以外は目立った変化はありません。
一方、フロントのFaceTime HDカメラは、写真の画素数が120万から700万に上がり、1080ピクセルのHD撮影(30fps)が可能になるなど大幅に向上しています。
Apple Pencil
2019年3月現在、iPad、iPad mini、iPad Airの各最新モデルのすべてで第1世代のApple Pencilを使用できます。iPad Proは11インチ、12.9インチのいずれも第2世代のApple Pencilに対応しています。
ディスプレイ
解像度の点では変わっていません(2048×1536ピクセル解像度、326ppi)が、広色域のDCI-P3に対応しTrueToneが採用されるなど、いくつかの新機能が追加されています。P3は赤色をより明るく、黒色をより黒く表現し、TrueToneは、周囲の光に合わせて画面の明度や色味を自動的に調整します。