圧倒的。なのに、スモール ...。
9日のイベントではiPad Proに重点が置かれていたため、iPad mini 4の登場を見逃した人もいたかもしれません。なにせ、フィル・シラーが数十秒間iPad mini 4について触れたのみでした。
しかし、7.9インチタブレットの第4世代は、前モデルから大幅にアップデートされました。アップルはiPad Proに力を入れていますが、引き続き小さなタブレットを購入したい人にはiPad mini 4は購入する価値のある製品といえるでしょう。
その機能と特長をご紹介します。
iOS 9のマルチタスキング機能をフル装備
iPad mini 4の機能における最大の改良点は、Slide Over、ピクチャ・イン・ピクチャ、そしてこれまではiPad Air 2でしか利用できなかったSplit Viewという、iOS 9のマルチタスキング機能をフル装備していることです。
2つのアプリを並列して同時に実行できるSplit Viewは、マルチタスキング機能の中で間違いなく最も重要な機能といえます。iPad mini 4がSplit Viewに対応可能となったのは、プロセッサがA7からA8に強化されたためです。
iPad mini 3以前は古いA7チップが搭載されていましたが、A8チップの搭載によりグラフィクス性能が60％高速化し、ゲーム、動画編集、そしてもちろんマルチタスキング機能にも最適なパフォーマンスが実現しました。またゲームや地図に有用なM8モーションコプロセッサも新たに搭載されています。
より薄く、軽くなり、カメラ性能も向上
iPad mini 4の厚さは6.1mmで、7.5mmのmini 3より18％薄型化し、重さは30g軽量化しています。また、iPad Air 2と同じく、反射防止コーティングが施されたフルラミネートディスプレイ、800万画素のリアカメラ（mini 3は500万画素のiSightカメラ）、120fpsのスローモーション動画撮影機能が搭載されています。
価格
iPad mini 4の価格は16GB／42,800円、64 GB／53,800円、128GB／64,800円 (税別)。
iPad mini 4の発売により前モデルのmini 3は廃止されましたが、iPad mini 2は現在も販売されています（Wi-Fi版16GB／31,800円、Wi-Fi+Cellular版16GB／45,800円）。
iPad mini 4のオンラインストアでの出荷予定日は、現在3-5営業日となっています。
via - Macworld