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Retina版iPad mini、年内リリースは困難?

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アップルは現在、Retinaディスプレイを搭載した新しいiPad miniを製造中とみられています。しかし、年内にこのモデルの十分な量を生産することは難しいかもしれません。米国The Vergeのレポートです。

新しいiPadの発表イベントが近々行われると噂されています。しかし米紙ロイターは、アップルが今月中にRetinaを搭載したiPad miniを発表することはできないだろう、と伝えました。これは、ホリデーシーズンに製品が発売されない可能性があることを意味します。

マーケットリサーチ会社IHS iSuppliは、ロイターのこの報道を裏付ける発言を行っています。先週、IHS iSuppliはCNETに対し、生産量をみる限り新しいiPad miniの発売は来年第1四半期(1~3月)になるだろうと語りました。ロイターによれば、サプライヤーが新しいiPad miniの発売に向けた準備を開始したのはごく最近であるとのこと。またある情報筋は、アップルが厳しい省電力要件を課していると語っています。アップルが、大量出荷が可能になる前に製品発表を行う可能性もありますが、同社は発表と発売の時期ができるだけ近いことを好みます。

新しいNexus 7やKindle Fire HDXなど、競合するタブレット製品が7インチで1920 x 1200ピクセルであるのに対し、現行のiPad miniは7.9インチで1024 x 768ピクセルです。アップルが、Retinaへの移行で従来の戦略に従い画素数を4倍にするならば(同社の有能な開発者集団からすれば大した移行ではないでしょうが)、新しいiPad miniのスクリーンは2048×1536ピクセルになるとみられます。

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