台湾のEconomic Daily Newsは12日(現地時間)、今秋に予定されていたRetina搭載のiPad miniの発売が、2014年の第1四半期(1~3月)に延期されたようだと伝えています。
次期iPad miniのRetinaディスプレイは、現行モデルの2倍の解像度が採用され、310万のピクセルがパネルの中に詰め込まれる見通し。
しかし、2,048 x 1,536パネルの供給薄により、Retinaモデルの発売は来年に延期され、時期はわかりませんが、Retina非搭載モデルの発売もありえるようです。
KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は4月に、アップルは次期iPad miniに生産上の課題を抱えているとして、発売時期が遅れるとの見通しを示していました。
初代のiPad miniは、1,024×768ピクセルの解像度で、昨年10月に発売されました。この解像度は初代および第2世代のiPadと同等ですが、ピクセルはより小さなスペースに詰め込まれたため、高い画素密度をもたらしました。
1インチ当たりの画素数を示すppiは、iPad miniは163ppiです。132ppiだった初代および第2世代iPadよりも向上していますが、それでも第3、4世代iPadの264ppiの密度をいまのところはるかに下回っています。