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AUオプトロニクス、iPad mini2向けディスプレイを生産中?

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台湾からの情報によると、iPad mini用ディスプレイのサプライヤーであるAUオプトロニクスが、次世代iPad miniで採用されるスクリーンの生産を開始した模様です。米国のApple Insiderが伝えております。

DigiTimesは、AUのiPad miniディスプレイ生産に関する報道の終わりに、AUが7.9インチのタブレットとして期待される継続機種向けのパネルに「取り掛かっている」と書いています。DigiTimesによる、アップルのハードウェア製品に関する噂には、あやしげなものもありましたが、ことディスプレイに関するニュースは比較的正確と言えます。

次世代ディスプレイ技術については、未だほとんど知られていませんが、AUは現在、アップルiPad mini用に、AH-VAワイドアングルパネルを提供しています(IPS方式はLGから)。

2月初めのサプライチェーン筋の情報によると、AUはすでに、iPad mini第2世代用Retinaディスプレイパネルの生産の試作段階に入っているとのことでした。

アナリストの多くは、次期iPad miniがRetinaディスプレイを搭載すると見ています。アップルが生産ライン上にあるさまざまな製品に、高解像度スクリーン採用を続けるのであれば、Retinaは大いにあり得ることでしょう。しかし価格設定は懸案事項で、もしRetinaが採用されるとすれば、材料コストは30%以上上昇すると、業界ウォッチャーらは見ています。これまでを振り返ると、アップル新製品がローンチされても、価格は先行機種と同じままでした。

現行のiPad miniについて言えば、AUは生産量の問題を克服したと言われており、すでにパネルの出荷は百万台に達し、リリース以来、同タブレットの売上に影響していた供給上の弱点を緩和しつつあります。AUはこの第1四半期時点で、苦心して生産量を上げたと言われており、その生産量を今年通じて維持すると期待されています。

アップルは19日、iPad miniの高い需要にようやく追いついたと伝えられ、同社のオンラインストアでも、「在庫あり」となっています。

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