アップルの次期iPad miniには、ピクセル密度324ppiのRetinaディスプレイが搭載されるかもしれません。実現すれば、第4世代iPadよりさらに高密度なディスプレイとなります。AppleInsiderが伝えています。
開発のニュースなどを扱うBrightWireが、台湾のサプライヤから得た情報として伝えたところによると、AU Optronicsは現在、第2世代の7.9インチiPad miniの試作品を開発中であるとのことです。
BrightWireによれば、次期iPad miniの解像度は発売中のiPad miniの4倍の2,048×1,536ピクセルで、Retinaディスプレイ搭載のiPadと同等になるとのこと。
サイズの大きいiPadの解像度をより小さいiPad miniに採用すれば、アップルは高解像度の小型デバイスを持つことができ、別サイズ用のアプリを開発者に作らせる必要がなくなります。アップルは、iPad 2と同じ解像度を持つ現在のiPad miniを発売する際に、このような導入方法をすでに取っています。
アップルは昨秋、縦長の4インチディスプレイを採用したiPhone 5を発売し、製品ラインアップに新しい解像度の製品を追加しました。しかしiPhone 5は先行する製品と同じピクセル幅だったため、既存のアプリケーションは画面の上下スペースを使用しないレターボックス・モードで実行されました。
iPad miniに高解像度のディスプレイが採用されるという噂は製品の発売当初からささやかれており、今回が初めてではありません。iPad miniがRetinaディスプレイを搭載せずに発売されたときアップルはいくつかのメディアで批判にさらされましたが、iPad miniは発売以来猛烈な勢いで売れ続けており、最近ようやく供給が需要に追いついたところです。