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すでに第2世代iPad miniは開発中?

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新しいiPad mini、それもRetinaディスプレイ搭載版が、来年秋に登場する可能性が出ています。インドのhindustantimesが報じております。

すべてのアーリーアダプター(新しい商品やサービス、技術や知識などが登場すると、それを早い段階で購入し受容する人々のこと)にとって、それはギャンブルです。もし「next big thing」が登場すれば、せっかくプレミアムな料金を支払った商品も型番落ちとなります。iPad 3が出て221日後に、第4世代のiPadが現れたわけですから、またこれと同じような展開になりそうです。冷静さを失い、払い戻しを求めたiPad 3の所有者も多かったものです。

中国のニュースサイトDoNewsの報道が信じられるとすれば(アップルのサプライチェーン筋の情報からスクープ記事の履歴あり)、アップルはiPad miniに関して、iPad 3と同じことをしそうな気配です。

7.9インチのiPad miniは登場以来、多くの礼賛を勝ち得ていますが、ディスプレイが標準の解像度であることだけが不満の種です。しかし最初の一週間だけで、300万台を売り上げるという記録を打ち出しました(第4世代のiPad Retinaディスプレイモデルも含まれる)。

ディスプレイメーカーのAUオプトロニクス(AUO)によると、iPad miniはすでに刷新の動きに入っており、アップルの委託を受けて、497ppi(画素密度)のスクリーンを次世代iPad mini向けに開発に入ったとしています。497ppiとなれば2048×1536の高解像度になり、第4世代iPad、iPhone 5、MacBook Proノートブック同様のRetinaディスプレイに匹敵します。現行iPad miniの264ppiと比べれば、その四倍の解像度です。

AUOは、超薄型・超高解像度ディスプレイの製造にかけては世界有数。1mmという薄さでHDスマートフォンのタッチスクリーンを製造した最初の会社です(普通のスマホは3mm)。これによってスマホメーカーは、スクリーンサイズを保ちながら、電話機のサイズを小さくすることができます。アップルが7.9インチのiPad miniの解像度を上げる目的があるとすれば、AUOとの提携はパーフェクトな選択となります。

Retinaディスプレイ待ち?というユーザーも、きっと一定数いるはずです。そんなあなたは一年ものあいだ待てますか?

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