iOS 16の新機能50連発!
大きな変化から小さな変化まで、iOS 16の新機能50連発!

iOS 16の対応機種
iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
iPhone 12 / 12 mini / 12Pro / 12 Pro Max
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
iPhone XS / XS Max / XR
iPhone X
iPhone 8 / 8 Plus
iPhone SE(第2世代以降)
eSIM
eSIMを別のiPhoneに転送
iOS 16では、Bluetooth経由でeSIMを別のiPhoneに転送できます。携帯会社にeSIM再発行の申し込みをする必要がなくなります。
⇒ eSIMを別のiPhoneに転送できる「eSIMクイック転送」の使い方
SIMカードをeSIMに変更
SIMカードをeSIMに変更することもできます。
バッテリー残量をパーセント表示

iPhone X以降のFace ID搭載機種で廃止されていた、ステータスバーにバッテリー残量をパーセントで表示する機能が復活しました!
⇒ iOS 16で復活!バッテリー残量をパーセント表示する方法
送信したメールを取り消す
メールの送信ボタンを押した後でも、メールの送信を取り消すことができます。
ロック画面
ロック画面のカスタマイズが可能に

iOS 16では、好みに合わせてロック画面をカスタマイズすることができます。フォントを変更したり、ウィジェットを追加したり、お気に入りの写真を追加したりできます。
複数のロック画面を切り替える

iOS 16では、ロック画面は一つだけではありません。何個でも作成して、スワイプで切り替えることができます。
ライブアクティビティ
ロック画面に、現在進行中のスポーツの試合やデリバリーの進捗状況を表示できます。このライブアクティビティ機能は、年内のiOSアップデートで実装される予定です。
集中モード
特定のモードごとにロック画面を設定
就寝や仕事など生活のシーンに合わせて通知や着信のオン・オフをカスタマイズできる「集中モード」。iOS 16では、特定の集中モードとロック画面(壁紙・ウィジェット)の連携が可能になり、対応するロック画面にスワイプするだけで、仕事・運転・睡眠など、必要な集中モードに切り替えることができます。現在どの集中モードが有効になっているのか、ロック画面(壁紙・ウィジェット)を見れば一目で分かるというわけです。
集中モードフィルター
iOS 16では新たに「集中モードフィルタ」が導入されます。この機能では、カレンダー、メール、メッセージ、Safariなどのアプリを使う際、現在、適用されている集中モードに関連する情報だけが表示されます。
例えば、集中モードを「仕事」に設定しているときには、Safariで仕事用に作成したタブグループのみが表示され、また「パーソナル」に設定しているときには、プライベート用のカレンダーのみが表示される、といった具合です。
テキスト認識表示
日本語対応
写真やカメラに写っている文字をテキスト化してくれる「テキスト認識表示」がついに日本語に対応します。そしてウクライナ語にも対応するそうです。
動画のテキストも認識
一時停止した動画においてもテキストを認識するため、動画内の文字をコピーしたり、意味を調べたり、翻訳したりできます。
翻訳アプリにカメラを搭載
iOS 16の翻訳アプリにはカメラが搭載されているので、これを使ってあなたの周りの様々な文字を翻訳できます。もちろん、カメラアプリからテキスト化して翻訳することもできます。
クイックアクション

クイックアクションとは、写真やビデオ、カメラで認識された文字をタップするだけで、欲しい情報の確認ややりたい作業が簡単に行えるというもの。
例えば、ドコモの会社概要ページをカメラのファインダーに収めた左図では、コピーや選択などの基本的なクイックアクションのほか、ワンタップで電話をかけたり、テキスト化した住所までの経路を表示したりできます。
クイックアクションではテキスト化した内容により、翻訳、荷物の追跡、通貨の換算、ウェブサイトへのアクセス、メールの送信などが可能です。
音声入力
音声とキーボード入力を同時に使う
これまでの音声入力は、音声入力しかできず、キーボード入力をするには、一度音声入力を終了する必要がありました。iOS 16では、音声入力中にキーボード入力ができるほか、文字をタップして選択したり、カーソルを移動してキーボードに表示される「予測」を挿入することもできます。この音声とタッチによるシームレスな切り替え機能は、A12 Bionicを搭載したiPhone XS、XS Max、XR以降の機種で利用できます。
読点、句点、疑問符を自動入力
普通に話すだけで、読点、句点、疑問符が自動で入力されます。まる、てん、ぎもんふ、などという必要なし。また、音声入力で絵文字も入力できます。
メール
検索機能がパワーアップ
検索機能が進化し、例えばタイプミスを修正したり類語で検索をかけたりして、より関連性の高い検索候補を表示するなど、これまで以上に正確で最適化された結果が表示されるようになります(一部の英語圏の英語設定でのみ対応)。また検索先には、最近のメールだけでなく、連絡先、ドキュメント、リンクなども含まれ、検索を始めると、これらが一覧で直ちに表示されます。
送信の予約

iOS 16では、メールの作成後、送信日時をあらかじめ指定(予約)して好きなタイミングでメールを送ることができます。
送信ボタンを長押しすると、送信日時を指定できます。
メールの返信・再送をリマインド
受信後、目は通したけれどもすぐに返信できないメールについては、返信を忘れないよう、任意の日時に再表示させることができます。一方、送信後、相手からまだ返事を受け取っていないメールについては、受信トレイの一番上に表示することで、再送やフォローアップを促してくれます(フォローアップ機能は一部の英語圏の英語設定でのみ対応)。
うっかりミスを指摘
ファイルを添付し忘れたりなどのうっかりミスをした際、メールがそのミスを見つけて知らせてくれます(一部の英語圏の英語設定でのみ対応)。
マップ
1つの経路に複数の停車場所を設定

マップでは、目的地までの経路に最大15個の停車場所(経由地)を追加できるようになります。
Macで移動計画を作成し、出かける前にiPhoneに同期するといったことも可能です。
SuicaやPASMOのチャージが可能に
新しくなったマップアプリでは、SuicaやPASMOなど、ウォレットに設定した交通系ICカードの残高確認やチャージができるようになります。また、公共交通機関の運賃もマップアプリで確認できます。
写真
「アルバム」に「重複項目」が追加
写真アプリの「アルバム」に「重複項目」が加わります。同一の写真が複数ある場合、それらは「重複項目」に追加されるので、「結合」して一枚だけにできます。
家族と写真をシームレスに共有
家族のメンバー最大6人で写真やビデオを共有できます。参加者はiCloud共有写真ライブラリに様々な方法で写真やビデオを追加できるほか、編集なども自由にできます。
メッセージ
送信後にメッセージを編集・取消

メッセージ送信後15分以内であれば、メッセージ内容を編集したり、送信自体を取り消すことができます。間違って送信してしまってもこれなら安心!同機能は年内のiOSアップデートで実装されます。
削除したメッセージを復元
削除したメッセージは30日以内であれば復元可能。
メッセージでSharePlayが可能に
iOS 16では、メッセージアプリを介して、家族や仲間とSharePlayで話題の映画や音楽、ゲームなどを楽しめるようになります。視聴中はメッセージを送り合っておしゃべりをすることも可能、再生コントロールも共有されます。お互い別の空間にいながら同じ時間を分かち合えるツールです。ちなみにiOS 15で初めて実装されたされたこのSharePlayは、現在、FaceTimeアプリのみで利用可能です。
メッセージで共同作業の形が新しく
iOS 16の特徴の1つにコラボレーション機能の強化が挙げられます。メッセージアプリでは今後、ほかのユーザーに声をかけて、ドキュメントを共有しながらリアルタイムでプロジェクトや共同制作を進められるようになります。
共有できるのはファイル、Keynote、Numbers、Pages、メモ、リマインダー、Safariのタブグループのほか、サードパーティ製アプリも可能で、参加メンバーはメッセージを確認後すぐに作業を始めることができます。もちろん、いつ誰が編集したのか、その編集内容も瞬時に反映。メンバーとの会話もメッセージ上で行えます。
Safari
共有タブグループ
Safariで開いているタブを他のユーザーと共有できるようになります。共有タブグループの参加者は誰でもタブを追加できます。
拡大鏡
ドアの検出

iOS 16を搭載したiPhone 12 Pro, iPhone 13 Proは、ドアを検出し、そこまでの距離を特定して、ドアまで案内してくれます。また、部屋番号などの重要情報を読み上げることも可能で、ドアの開け方も教えてくれます。
セキュリティとプライバシー
iPhone横置きでもFaceID認証が可能に
これまでiPhoneを縦向きにしないとFace ID認証ができませんでしたが、iOS 16ではiPhoneを横向きにしたままでも認証が可能になります。
セーフティチェック
プライバシー保護の機能として新たに「セーフティチェック」が導入されます。DVや虐待によって身に危険が及ぶことが懸念される場合、これまで許可してきたアクセス権をリセットしたり、データを共有できないよう制限したりして、関係を断ちたい相手とのつながりを遮断し安全を確保します。また、だれに(またはどのアプリに)何のアクセス権を与えたのかも確認できますので、アクセス権の管理ツールとしても役立ちます。
アプリ間のコピペにユーザーの許可
iOS 16では、アプリから別のアプリへコピー&ペーストする(アプリがクリップボードにアクセスする)際、ユーザーの許可が求められるようになります。これにより今後、アプリがユーザーの同意を得ずにクリップボードのデータを読み取ることはできなくなるため、例えば氏名や住所、銀行口座の番号といった個人情報を不正に盗み見られるリスクが低減します。
自動でセキュリティアップデートを実施
慣れ親しんできた通常のiOSアップデートとは別に、重要なセキュリティアップデートがある場合、自動的にiPhoneに適用されます。
FaceTime
FaceTime通話を別のデバイスに引き継ぐ
iPhoneのFaceTimeで話をしているときに、もっと画面の大きいiPadやMacに切り替えて通話を続けたいと思ったことはありませんか。iOS 16ではそれが可能になります。通話を切ることなく、ワンタップで他のデバイスにFaceTime通話を引き継ぐことができます。もちろん、iPadやMacで話しているときに、iPhoneに通話を引き継ぐことも可能です。
Siri
Siriでできること、続々登場
iOS 16では、アプリのインストール後すぐに、Siriでショートカットを起動・実行することができるようになります。面倒な事前準備や設定などは必要ありません。
また、iOSやアプリの機能において、Siriで何ができるのか、Siri「本人」に直接たずねることも可能です。
さらに、オフラインでできることが増え、デバイスがインターネットに接続されていない状態でも、例えば、HomeKit対応製品やインターコムの操作、留守番電話の再生などが可能になります。
Siriで電話を切る
これまでは、Siriで電話をかけることはできましたが、Siriで電話をきることはできませんでした。iOS 16では、電話やFaceTimeの通話を、Siriに話しかけることで終了できます。ただし、「Siri、電話を切って」という会話が相手にも聞こえてしまうのでご注意を。
メッセージを自動で送信
Siriの音声操作でメッセージを送るとき、今後は、「送信してもよいか」というSiriの確認を経ずにメッセージを送信することができます。また、メッセージに絵文字を追加することも可能です。
ヘルスケア
服薬の管理をサポート

新たなヘルスケアアプリでは「投薬」の機能が加わり、医薬やビタミン剤、サプリメントなどのリストを作成して、服用している薬の記録や管理ができるようになります。
また、飲み忘れを防いだり正しく服用したりするために、服用のスケジュールやリマインダーを作成することも可能に。
さらに米国では、ラベルにiPhoneのカメラを向けるだけでその薬を追加できるほか、薬の名称や形状、薬効の強さなどについても知ることができ、飲み合わせが悪い場合には、その旨、注意喚起もしてくれます。
大切な人と健康データを共有
新しいヘルスケアアプリでは、健康に関するデータを身近な人と共有したり、医療機関が発行する医療記録をPDF化したりすることも可能です。データの共有では、情報を共有するようユーザーは招待を送ることができ、受け取った相手はどのデータを誰と共有するのか自ら決めることができます。データは暗号化されているので、データの保護やプライバシーの管理も万全です。
フィットネス
iPhone単体でフィットネスアプリの利用が可能に

iOS 16では、Apple Watchを持っていなくても、iPhoneのフィットネスアプリでトレーニングの目標を設定し、達成までの進捗を確認できるようになります。
歩数データや移動した距離、他社製アプリに保存されているトレーニングの記録などを基にiPhoneのモーションセンサーがアクティブカロリーの消費量を割り出し、「ムーブ」のリングに表示します。
パスキー
新たなサインイン方式「パスキー」
iOS 16では、パスワードに代わる新たな認証機能として「パスキー(passkey)」が登場します。この機能では、Safariやアプリで各サービスにログインする際、Touch IDやFace IDといった生体認証を利用して、そのサイトでのみ有効なパスキー(デジタルキー)を作成します。パスキーはデバイスに保持され、発信されたり他社のサーバーに保管されたりすることはないため、フィッシングや個人情報流出といった被害に遭わないのが特徴です。またパスキーは、iCloudキーチェーンを介して、他のAppleデバイスと同期させることができます。
CarPlay
CarPlayが次世代に進化
iOS 16のCarPlayでは、車両側のシステムと連携し、ますます進化した機能を楽しめます。例えば、スピードメーターや燃料計、温度計など、これまで車載計器として搭載されていたものが、今後は車のデータを利用して、好みのデザインでディスプレイに表示することができます。カーブランドごとに異なるデザインがあるのも嬉しいところ。
またラジオやエアコンの操作もCarPlayで行うことが可能です。ウィジェットのサポートも充実し、天気やミュージックなど、さまざまな情報をダッシュボードに表示して一目で確認することができます。対応する車種については2023年後半に発表される見通しです。
Apple Payとウォレット
Apple Payで後払い
「Apple Payで後払い」は、Apple Payで支払った代金を、6週間にわたって4回の分割払いにできるというもの。利子や手数料は一切かかりません。Apple Payが使えるところであればオンラインでも実店舗でも、どちらでも利用できます(米国のみ)。
Apple Payで注文の追跡
対応している店やサービスでApple Payを使って支払いをすると、その後ウォレットで、詳細なレシートと荷物の追跡情報を受け取ることができます。
デジタルキーの共有
ウォレットに登録してある、車やオフィス、自宅などの鍵(デジタルキー)を、メッセージやメール、WhatsAppといった普段つかっているメッセージアプリで誰かと共有することが可能になります。キーを使用するタイミングと場所は指定できます。
各アプリで身分証明書を使う
各アプリで本人確認や年齢確認が必要なとき、ウォレットに保存した身分証明書を使って認証が行えるようになります(米国のみ対応)。
ファミリー共有
子ども用のデバイスをクイックセットアップ
iOS 16では、子ども用に新たなデバイスを設定する際、子どもの年齢や、その年齢にふさわしいアプリやコンテンツなど、必要なペアレンタルコントロールをあらかじめ自分のデバイスに設定したうえでクイックスタートを使えば、設定済みのペアレンタルコントロールが自動的に子どものデバイスに適用されるようになります。
スクリーンタイムのリモートリクエストが可能に
iPhone(アプリやウェブサイト)の利用時間を制限・管理できる、子ども向けの機能「スクリーンタイム」では今後、子どもから親への延長時間のリクエストをメッセージアプリで行えるようになります。向かい合って依頼・承諾する必要がなくなり、どちらにとっても便利で気楽な方法といえるでしょう。
ホーム
ホームアプリを刷新
新しくなったホームアプリでは、スマートホーム機器や家電をこれまで以上に簡単に、そして効率よく操作・整理・表示できるようになります。新たに、気候、照明、セキュリティ、スピーカーなどのカテゴリーも仲間入りし、タップするだけですばやく対応する機器を操作できます。
スマートホーム規格「Matter」に対応
WWDC 2022で、Appleは今後、スマートホームの新規格「Matter」を推進し、さまざまなメーカーの機器と連携できるよう目指すと発表しました。Matterとは、各メーカーのスマートホーム機器と各社のデバイス(スマートアシスタント)に互換性をもたせることで、プラットフォームの垣根を超えて、相互接続・運用を実現するというもの。
消費者は今後、Matterに対応した機器であれば、Siri、Amazon Alexa、Googleアシスタントなど、デバイス(スマートアシスタント)のメーカーを問わず、連携して使用できるようになります。Matterへの対応は年内に開始の見込みです。
その他
より多くの標準搭載アプリが削除可能に
これまでも、ミュージックやFaceTime、メモ、天気など、多くの標準搭載アプリをiPhoneから削除できましたが、iOS 16では、さらに「ヘルスケア」、「時計」、「探す」も削除できるようになります。ちなみに、削除したアプリはApp Storeから再インストールできます。
Wi-Fiパスワードの確認が可能に
過去に、Wi-Fi接続のパスワードが見つからず苦労した経験がある人もいることでしょう。iOS 16では今後、設定アプリから、現在接続しているWi-Fiのパスワードを簡単に確認できるようになります。友だちが遊びにきたときでも、もう手間取ることはなくなるはずです。
⇒ 接続中または接続履歴のあるWi-Fiパスワードを表示する方法
2台のゲームコントローラをリンクさせる
2台の無線ゲームコントローラをリンクさせ、1人のプレイヤーを操作する「バディコントローラ」という機能が実装されます。障害があり1人でのプレーが難しい場合や友達と共同でプレーしたい場合に活用できます。
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