アイフォンの使い方・設定方法、新型アイフォン15最新情報

iPhone 15シリーズの新機能や特徴、iPhone 14との比較などをわかりやすくまとめました。iPhone 15の予約・在庫状況、携帯会社の割引キャンペーン情報なども随時更新していきます。

iPhone15 最新記事

iPhone 15の予約開始日と発売日

モデル	予約開始日	発売日
iPhone 15	2023年9月15日 金曜日午後9時	2023年9月22日金曜日
iPhone 15 Plus
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Pro Max

Appleストアの販売価格

Appleストアが販売するiPhone 15シリーズの価格は全容量において値上げしています。iPhone 14シリーズからの値上げ幅はiPhone 15 Pro / 15 Pro Maxが10,000円、iPhone 15 / 15 Plusが5,000円。Appleストアの販売価格は以下の通り。

	15	15 Plus	15 Pro	15 Pro Max
128GB	124,800円	139,800円	159,800円	-
256GB	139,800円	154,800円	174,800円	189,800円
512GB	169,800円	184,800円	204,800円	219,800円
1TB	-	-	234,800円	249,800円

iPhone 15の予約方法と注意点

iPhone 15の予約は、アップルと携帯各社がそれぞれ運営するオンラインショップから行うのが現実的です。というのも、オンラインショップで予約をするのにかかる時間は数分だからです。この手続きのために、わざわざ店舗に足を運ぶのは現実的ではありません。各社オンラインショップにおけるiPhone 15の予約手順は、下記の記事でそれぞれ解説しているので参考にしてください。

⇒ ドコモ：iPhone 15の予約方法

⇒ ソフトバンク：iPhone 15の予約方法

⇒ au：iPhone 15の予約方法

⇒ 楽天モバイル：iPhone 15の予約方法

もし、iPhone 15の初期設定や料金プランについて店員さんと相談したい方は、iPhone 15をネットで予約する際、商品の受取先を自宅ではなく、近隣の店舗に指定することをおススメします（楽天モバイルは自宅受取のみ）。※初期設定の依頼は有料の場合があります。

予約時に必要なもの

iPhone 15の予約時に必要になるものは特にありません。しいて言うなら、連絡先の住所と電話番号、メールアドレスくらいです。※ドコモの場合はdアカウントが必要。

⇒ iPhone15の予約方法と注意点 - ソフトバンク、ドコモ、au、楽天各社オンラインショップ

携帯会社を変更せずに機種変更手続きで予約をする場合は、契約情報が予約画面に反映されるため、機種の選択以外に入力項目はほとんどありません。

事務手数料について

携帯キャリアからiPhoneを購入する際、事務手数料が発生する場合があります。手数料は3,850円とバカにならない金額なので、どこで予約をすれば手数料がかからないのか事前に確認しておきましょう。

各社の事務手数料

	ドコモ	ソフトバンク	楽天モバイル	au
オンライン予約 自宅受取	無料	無料	無料	3,850円
オンライン予約 店舗受取	無料	3,850円	-	3,850円
店舗予約 店舗受取	3,850円 受取自体 は無料	3,850円	無料	3,850円

サイズと重量

	15	15 Plus	15 Pro	15 Pro Max
画面サイズ	6.1インチ	6.7インチ	6.1インチ	6.7インチ
サイズ	高さ:147.6 mm 幅：71.6 mm 厚さ:7.80 mm	高さ:160.9 mm 幅：77.8 mm 厚さ:7.80 mm	高さ:146.6 mm 幅：70.6 mm 厚さ:8.25 mm	高さ:159.9 mm 幅：76.7 mm 厚さ:8.25 mm
重量	171 g	201 g	187 g	221 g

カラー

iPhone 15 / 15 Plus

ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色。

iPhone 15 Pro / 15 Pro Max

ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色。

デザインの特徴、iPhone 14と最も異なる点

iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズを見比べて最も顕著な違いは、本体側面のデザインでしょう。角張ったiPhone 14とは対照的にiPhone 15は湾曲に加工されています。

また、ディスプレイのベゼル（画面を囲う枠）が小さくなっているのも特徴のひとつです。特にiPhone 15 Pro / 15 Pro Maxのベゼルは、歴代iPhoneのなかで最小だそうです。

iPhone 15 Proにチタンを採用

iPhone 15 Pro / 15 Pro Maxの筐体にチタン（チタニウム）が使われています。チタンは軽くて強く耐食性に優れるという特徴を持つ素材です。アップルはこれまで、iPhoneとiPadの素材にチタンを採用したことはありませんが、昨年発売したApple Watch Ultraでは、筐体に同素材を採用しています。

チタン採用により10％軽量化

近年のiPhoneは重量化の一途を辿ってきましたが、iPhone 15 Pro / 15 Pro Maxにチタンを採用したことで、iPhone 14 Pro / 14 Pro Maxからそれぞれ約20グラム軽くなりました。本体の高さと幅も約1ミリ小さくなったものの、厚さについては逆に0.5ミリ厚みが増しました。

カメラ性能がさらに進化

望遠性能が向上

iPhone 15シリーズのカメラは望遠性能が向上しました。従来機種の14 / 14 Plusでは、画像の一部を引き伸ばして拡大する5倍デジタルズームが搭載されていますが、実際に大きく撮影する光学ズームには対応していません。15 / 15 Plusでは、引き続き2つのカメラレンズを搭載するものの、2倍光学ズームが可能になりました。

iPhone 15 Pro / 15 Pro Maxについては、15 Proは従来機種と同様の3倍光学ズームができる一方で、15 Pro Maxは5倍光学ズームが可能になりました。

下位機種も4800万画素カメラ搭載

iPhone 14シリーズでは、上位2機種に4800万画素の、下位2機種に1200万画素の背面カメラが搭載されていますが、iPhone 15シリーズでは、下位2機種についても4800万画素にアップグレードしました。

ポートレートが進化

iPhone 15シリーズではポートレートが大きく進化しました。明るさが足りない場面での背景のぼかし性能が向上し、切り替えなくてもポートレート撮影ができたり、後から被写体と被写体の間でフォーカスを変えることが可能になりました。

ディスプレイ

下位機種にもDynamic Island

iPhone 14のProモデル2機種に初めて導入されたDynamic IslandがiPhone 15シリーズの全機種に搭載されました。Dynamic IslandはiPhone 14 Pro / 14 Pro Maxで初めて導入された機能で、通知、アラート、アクティビティを一か所に集めて表示するというもの。ディスプレイ上部の切り欠きと置き換わる形で登場した同機能は、iPhone 14 Proモデルの特徴の一つとしてそれなりに注目を集めました。アップルによれば、Dynamic Islandはより多くの情報（フライト上布尾など）を表示できるようになるそうです。

常時表示ディスプレイは上位機種のみ

iPhone 14のProモデルに導入された「常時表示ディスプレイ」機能は、iPhone 15シリーズにおいても引き続きProモデルのみに搭載されました。「常時表示ディスプレイ」は時刻、ウィジェット、ライブアクティビティなどを常に画面に表示し続ける機能。iPhoneの画面を下にして置いたり、ポケットに入れているときは、バッテリーの節約のために画面が暗くなるという優れモノです。もちろん設定でオフにすることもできます。

下位機種と上位機種の輝度が同等に

iPhone 14シリーズでは上位機種と下位機種で、ディスプレイの最大輝度とピーク輝度に差がありましたが、iPhone 15シリーズでは15 / 15 Plusの輝度が14 Pro / 14 Pro Maxと同等になり、全機種でディスプレイの明るさが同じになりました。

最大輝度1,000ニト（標準）
ピーク輝度1,600ニト（HDR）
ピーク輝度2,000ニト（屋外）

USB-C端子を採用

iPhone 15シリーズの外部接続端子はこれまでのLightningに代わってUSB-Cが採用されました。これは、欧州連合（EU）がスマホなどの外部接続端子をUSB-Cに統一する規制案を正式に承認したことが影響しているようです。

上位2機種はUSB 3に対応し、下位2機種はUSB 2に対応します。USB 3に対応する上位2機種ではデータ転送速度が最大20倍高速になりますが、iPhone 15 Proに同梱するケーブルはUSB 2対応のもののようです。従って、最大転送速度を実現したい方は別途USB 3対応のケーブルを購入する必要があります。ただし、今のところアップルはUSB 3対応ケーブルを販売していません..。

iPhone 15がUSB-Cになったことで、iPhoneから直接AirPodsやApple Watchを充電することもできます。

最新鋭のA17 Proチップ

iPhone 14シリーズでは、上位2つの機種に当時最新のA16 Bionicチップが、下位2つの機種には当時の1世代前に当たるA15 Bionicがそれぞれ採用されました。アップルはこの戦略をiPhone 15シリーズにも引き継ぎ、iPhone 15 / 15 Plusに1世代前のA16 Bionicを搭載し、iPhone 15 Pro / 15 Pro Maxに最新のA17 Proを搭載しました。A17 Proは3ナノメートルチップを採用した初めての半導体チップという画期的なもので、その卓越したパフォーマンスを強調したいためか、名称に従来のBionicではなくProが入るようになりました。

大幅に性能向上した次世代半導体チップ

A17 Proに使われる3ナノメートルチップは、A16 Bionicなどに搭載されている一世代前の5ナノメートルチップと比較して、約35％の省電力化が見込まれています（しかしアップルが公表した１５Proのバッテリ駆動時間は14 Proと変わらず）。また、処理能力についても大幅に向上するとみられることから、台湾のDigiTimesは、旧世代のiPhoneユーザーから大きな乗り換え需要が発生すると伝えています。

ちなみに、アップルはこの最新鋭半導体チップの初回供給分を高コストにも関わらず、すべて獲得する契約を締結したとされています（DigiTimesが5月に伝えたところによると、2023年に製造される3ナノメートル半導体チップのうち90％がアップル向けとのこと）。

消音ボタン廃止、アクションボタンを採用

iPhone 15のProモデルでは、左側面のスライド式ミュートボタンを廃止し、新たにプッシュ式のアクションボタンに置き換わりました。アクションボタンはデフォルトでは消音のオン/オフを切り替える設定になっていますがカスタマイズが可能で、カメラ、フラッシュライト、ボイスメモ、翻訳、拡大鏡、ショートカットなどの機能を割り当てることができます。

iPhone15 ProがWi-Fi 6Eに対応

iPhone 13、14の発売前も盛んに噂され結局は実現しなかったWi-Fi 6Eへの対応が、iPhone 15 Proと15 Pro Maxで実現しました。Wi-Fi 6Eではこれまでの2.4GHz帯/5GHz帯に加え、6GHz帯を利用できます。これらの周波数帯を併用することで、高速かつ電波干渉や混雑を回避した通信が可能になります。ちなみに、iPad Pro、MacBook Pro、Mac miniの最新機種もWi-Fi 6Eに対応しています。

より正確な位置測位が可能に

iPhone 11以降の機種に搭載されている超広帯域チップがiPhone 15シリーズで第2世代に進化しました。これにより、同チップを搭載した2台のiPhoneはこれまでの3倍の範囲でつながることができるようになり、iPhone 15ユーザーは自分の位置情報を共有して、人混みの中でより簡単に互いを見つけることができます。

iOS 17

iPhone 15シリーズの4機種はiOS 17を搭載して発売されます。連絡先情報をAirDropで共有できる「NameDrop」、オフライン操作が可能になる「マップ」、iPhoneを横置きで充電すると全画面で時計やカレンダーを表示する「スタンバイ」など、多くの新機能が追加されています。

iOS 17の新機能については下記の記事で紹介しています。

⇒ iOS 17の新機能50連発