米国の市場調査会社J.D.パワー＆アソシエイツが行った、スマートフォン業界の顧客満足度に関する最新の調査で、アップルが再び１位を獲得しました。21日（現地時間）に発表された結果により、アップルは同調査で9期連続1位を獲得したことになります。AppleInsiderが伝えています。

アップルはスマートフォン指数ランキングで、1000ポイント中855ポイントを獲得しています。これは非常に高いスコアで、他のすべての競合を平均値以下に追いやっています。

アップルの一人勝ちにより、全体の平均値は796ポイントと、第2位のNokiaを上回っています。Nokiaは、サムスンの793、モトローラの792、HTCの790など各ライバル社のポイントをわずかに上回るのみです。続けてLGが744ポイントで6位につけ、ブラックベリーは一番少ない732ポイントでした。

調査によれば、アップルはJ.D.パワー独自の評価ポイント「パワー・サークル」を、全スマホメーカーの中で唯一5つ獲得した企業であるとのことです。ノキア、サムスン、モトローラ、HTCは3つ、LG、ブラックベリーは2つをそれぞれ獲得しています。

「携帯電話やそのアプリの機能は拡大し続けています。顧客のデバイス依存が増せば増すほど、サービスの統合やビデオチャットなどの通信オプションを通じて、メーカーは顧客体験や満足度を形成する機会を増していくでしょう。

しかし一方で、メーカーは直感的に操作できる機能を提供し、顧客の期待に応えることが重要です。個別のニーズに適合したアプリをカスタマイズできる、使いやすくて強力なOSを提供することが、高品質で実りあるワイヤレス体験の提供には不可欠なのです」

J.D.パワーの電気通信サービス部門シニアディレクター、カーク・パーソン氏はこのように語っています。