iPhone 5Sの量産がまもなく始まるのではないかと噂されています。中国のWeiboでは内部関係者を名乗る人物が、フォックスコンの工場内で撮影したとされるケースの部品写真とともに、iPhone 5Sのフルスペックを明らかにしたようです。米国のFoxNewsが17日付けで伝えています。
それによると、スペックは、iPhone 5のRetinaと同等の解像度を持つ4インチのIGZOディスプレイ、現行モデルより速度を増したA6チップ、SGX544MP4クアッドコア、2GBのRAM、向上したLTEなど、「S」モデルとしては過去最大規模のハードウェアのアップグレードが行われるとのこと。
また、12メガピクセルカメラ、デュアルLEDフラッシュ、NFC、指紋認証技術の搭載も主張しています。指紋認証についてはその噂を懐疑的に見る人がいる一方、ロイターを含む多くが、アップルは最終的に買収したAuthenTecの技術をiPhone 5Sで活用すると報じています。
もちろん、当面の間はiPhone 5Sのハードウェアに関する情報は確定しません。しかしiPhone 5Sにおける内部の徹底的な改良を早い段階で明らかにした米国のBGRによれば、アップルが次世代iPhoneの内部に新しい部品向けのスペースを設けていることはほぼ間違いないとのことです。