TeachMe iPhone > スマートフォン 最新情報 > 2012年3月1日

ドコモ 音声操作機能「しゃべってコンシェル」リリース、Siriの好敵手?

NTTドコモの「しゃべってコンシェル」が話題となっていますが、海外テクノロジーニュースサイトのThe Next Webも、アップルのSiri(音声アシスタント機能)との比較から紹介記事を掲載しております。

いよいよ3月1日にリリースとなるドコモの新兵器、Siriの日本語サポートも間近とされる今、一体どんなものでしょうか。

Siri自らも認めている(!)とおり、アップルは近々、中国語や日本語などのサポートを同ソフトに組み込むことが噂されています。そんな中、ドコモは日本携帯キャリア最大手の沽券にかかわるとでも言うかのように、Siriの好敵手となる「しゃべってコンシェル」をリリースします。

ドコモは日本でiPhoneを取り扱っていません。アップルとの契約上、多くの問題があったと囁かれています。そういう事情がある所に、Siriの日本語対応が始まるとなれば、iPhoneの日本における携帯キャリアであるソフトバンクとKDDIが、ドコモにとって脅威となるだろうことは明らか。ドコモは先手を打たねばなりません。

とはいえ「しゃべってコンシェル」の紹介文を読んでも、Siriを知る者にとってはお馴染みのことしか書かれていません。ユーザーの質問に、幅広いコンテンツの提携先(ウィキペディアやドコモの独自サイトなど)から情報を集めて解答してくれます。ただ日本語オンリーという点だけが異なっています。

「しゃべってコンシェル」は、スマートフォン自体ではなく、ドコモのクラウドサービスに支えられているとのこと。その方がアップデートや機能拡張が容易になり、全てのデバイスに対して高速性と正確性を保証する(スペックに関係なく)とされています。このことはアンドロイド系デバイスでも使用可能となることを意味しています(もちろんiPhoneでは使えません)。

しかし、この「しゃべってコンシェル」がどれほどの性能を持ち、アップルSiriの機能性に太刀打ちできるものなのか、未だ定かではありません。現時点では、アップルが対応させていない言語によるサービスであると言う点が明らかなばかりで、今後ユーザーらのiPhone 4Sとの契約を踏み止まらせるほどのものなのかは不明です。

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