パナソニックと富士通 欧州スマートフォン市場に参入
2月21日付のロイターによると、アップルやサムスンなど海外勢によるスマートフォン販売が好調ななか、日本の大手電機メーカーの富士通とパナソニックがスマートフォン事業で欧州市場に参入するようです。
パナソニックは、4月からスマートフォン「エルーガ」を欧州市場に投入する予定で、販売価格はおよそ400ユーロ。4.3インチのタッチパネル、テキサスシンストルメンツ社のプロセッサ、グーグル社のOS アンドロイドを搭載。
パナソニックは期待の「エルーガ」を皮切りに、欧州市場へ続々と新スマートフォンを投入する計画で、2013年3月期までに販売台数150万台を目指すとのことです。
一方、富士通は国内スマホ市場で20%のシェアを誇る大手企業ですが、富士通もまた、欧州市場に活路を見いだすべく、複数のスマートフォンとタブレットの投入を計画しています。
ヨーロッパのキャリアとは依然交渉段階で、発売時期や詳細は未定とのことですが、今後3年から5年で『2桁』のシェア獲得を目標にしています。
これまで日本勢は1億人いる国内市場に力を入れすぎてきたため、世界市場で伸び悩んできました。アナリストは今回の日本勢による欧州参入も一筋縄ではいかないと分析しています。
縮小していく国内市場だけに目を向けず世界市場に参入していくことは、企業として当然のことですが、競争の激しいヨーロッパ市場で勝ち抜いていくのは並大抵のことではないでしょう。
日本企業の底力を見せてほしいところです。
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