iPhone 5、Galaxy Nexus、Lumiaの三つ巴の戦い
ノキアは来年2012年、噂のLumia 800に続くモデルLumia 710を携えて（日本では現在、未発売）、再び米国のスマートフォン市場に参入する模様です。米国のThe Pop Heraldが伝えています。
マイクロソフトの新モバイルのパートナーであるノキアは来年、新モデルであるLumia 710をもって、捲土重来を期して米国市場に再参入します。このLumia 710はT-mobileスマートフォンの系列に入るもの。
T-mobileによると、Lumina 710は、より高速なインターネット接続スピードと人気のアプリを誇り、4Gとノキア製高性能ハードウェアを新ウィンドウズフォンのシステム上に搭載しているとのことです。驚くべきは、Lumina 710は他の新アンドロイドデバイスよりも安価。定価は49.99米ドル（２年契約）。また他のウィンドウズフォンよりも安くなっています。
T-MobileのLumia 710の他にも、ノキアは来年、高速新通信規格であるLTEを採用すると見られており、噂ではLumia 800が来年の早い時期にAT＆TとVerizonと提携するとされています。LTEは新アンドロイドデバイスの特徴の一つ。高速かつ安定したインターネットスピードで、多くの顧客を魅了するだろうことは自明です。なんと3Gや4Gよりも高速とのこと。
LTEと言えば、Verizonが、今日最高の出来栄えと誉れ高いサムスンのGalaxy Nexusを出すことになっています（現地時間１５日に発売）。ある筋によると、VerizonのGalaxy Nexusは既に「売り切れ」で、アマゾンなどでも「在庫切れ（入荷待ち）」のメッセージが出ていると伝えられています。かなりホットな商品であることは間違いありません。
サムスンのGalaxy Nexusは、アップルのiPhone 4Sの最大のライバルと言われており、その人気は来年かなり上昇するとの調査結果も出ており、とりわけ、長く噂されている10月リリースのiPhone 5、2月か3月リリースのiPad 3とともに、激しく人気を争うことが予想されています。
モルガンスタンレーのアナリストであるカティー・ヒュバティー氏によると、今年のiPhoneとiPadの出荷は増加中で、今年第4四半期のiPhoneの出荷量は3,100～3,600万台に上るとのこと。このトレンドは来年まで続くと見られています。また、同調査によると、アップルは来年、iPadを8,200万台、iPhoneを１億9,000万台出荷するとしております。
日本でも、このような三つ巴の戦いの火蓋が切られることになるのでしょうか。今のところ、不明です。
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