TeachMe iPhone > Galaxy S3 最新情報 > 2012年6月24日

Galaxy S3、買うべきか否か

Galaxy S3はアンドロイド系スマートフォンとして最新かつ最強であるとして、多くの人々が熱狂しています。リリースに関する注目度、強力なサムスンによるマーケティング…。ギャラクシーS3は真のロックスター、あるいはもうセレブと言ってもいいかもしれません。しかし、米国のCOMPUTER WORLDは、話はそう簡単ではないということについて語っています。

誤解しないでいただきたいのですが、Galaxy S3は素晴らしいスマートフォンです。ファンタスティックでさえあります。好感度の高いポイントが多数ありです。しかしだからと言って、それがベストのスマートフォンということを意味するわけではありません。昨今ではハイエンドなアンドロイド系スマートフォンが出揃っていますが、飛び抜けてスゴイ機種というのは、Galaxy S3ですら到達していません。

Galaxy S3は最良のアンドロイド系スマートフォンの一つですが、HTC One Xも素晴らしい。そのスクリーン、カメラは見事です。HTC One Sの外観デザインも実にいい。Galaxy Nexusも、その純然たるIce Cream Sandwich仕様が頼もしいです。どれがベストだなんて、なかなか言えることではありません。

Galaxy S3を買うべきだというのではなく、結局は個人の好みと優先度の問題です。Galaxy S3はスター要素を備えたセクシーなハードウェア。カメラも良く、取り外し可能バッテリーもあり、メモリー容量の増やせるオプションもあります。すべて魅力的な特徴と言えましょう。

と同時に、ボタンを用いたアプローチは残念だという声もあり、そのソフトウェアが数々の興味深く斬新な特徴を備えているとはいえ、GoogleのIce Cream SandwichというOSのシンプルさとは大違いです。HTCのスマートフォンはIce Cream Sandwich仕様ではないですが、ユーザーインターフェースという点で先進的なスタイルです。Galaxy S3は多くの意味で、ボタンとインターフェースがそうですが、アンドロイドの過去の遺産という感じがします。

そんなことは問題にならないという人もいます。その通りです。大事なことは、Galaxy S3の注目度が高いからといって、その性能が見事だからといって、必ずしも他の全てを制しているわけではないということです。

大局的に見ても、サムスンがそのブランド、それに続くもの、そのエコシステムを力強く立ち上げようとしているのは明らか。同社の新しいCEOは最近、このコンセプトを主張し、独自のスマートフォンソフトウェアを強化し、ユーザーインターフェース面の洗練に注力すると語りました。

Galaxy S3は、この野望を反映するもの。Galaxy S3は、その個々のパーツ以上の何かです。個々のパーツが集まって作り上げる体験全てです。そしてその体験は、アンドロイドがあるべき姿のビジョンとしては、Googleではなくサムスンのそれです。最終的には、サムスンのビジョンがあなたのメガネに叶うかどうかです。

その答えが出るのも間近です。日本では6月28日にNTTドコモから発売が開始されます。


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