au、国内初クアッドコアTegra 3搭載 富士通「Arrows Z ISW13F」
発表
米テクノロジーニュースサイトTHE VREGEのジェフ・ブラグドン氏が富士通製Arrows Z ISW13Fについてレポートしています。同サイトは富士通製クアッドコアTegra 3搭載スマートフォンをラスベガス(CES開催)からバルセロナ( Mobile World Congress開催)にかけて追って来ましたが、東京で15日に開催されたAUの夏季イベントでようやく完成品をテストすることができたとのことです。
Arrows Z ISW13Fには、これまでのスマホに類を見ない程の高スペックが搭載されています。1.5GHzのCPU、Android 4.0搭載、4.6インチLCDディスプレイの解像度は720p(1280×720)あり、内部ストレージは16G(マイクロSDカードとの併用で最大48GBまで拡張可能)、そして13.1メガピクセルの静止画と1080pのビデオ撮影ができるカメラを搭載しています。これに加えBluetooth 4.0、MicroUSB端子を通してのHDMI出力機能、そして強力な防塵・防水性能(1m程度の深さまでなら水中でも耐えうる)を誇ります。そして、日本国内向けにおサイフケータイやFeliCa機能、ワンセグ機能も搭載されるようです。
クアッドコアが夢を実現するISW13Fの更にユニークな特徴としては、FMトランスミッター機能内蔵の温度・湿度センサー、そして指紋スキャナを搭載している点が挙げられます。富士通は2003年から指紋スキャナを導入していましたが、今回の機種では更にアドレス帳等を非表示にできるプライバシーモードの導入、電話やメールの着信時に呼び出し音を鳴らさず、バッテリー表示を青から緑へと微かに変化させられる設定等、機能が充実されました。
THE VERGEのレポーターが短時間実機に触れた感触としては、ゲームやブラウジングが特にスムーズで「クアッドコアによる夢の実現」を感じられたそうです。しかし、テカテカとしたプラスチックのボディの出来は好みの別れる所であり、またカメラはシャッターを切ってから実際に写真が撮れるまでにラグがある点、そして一枚撮影してから次の撮影が可能になるまでに多少の待ち時間があるという点で、他の機種のカメラに遅れを取っていると言わざるを得ないようです。富士通ISW13Fの日本での発売は、7月中旬が予定されています。
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