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4.7インチ版iPhone 6、液晶パネルのサプライヤーからシャープが外れる

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液晶パネル大手の台湾イノラックスが、シャープやサムスンといったライバル各社を押しのけて、次期iPhone 6(4.7インチ版)の液晶パネル供給の座を勝ち取ったようです。米国のApple Insiderが伝えています。

台湾のUnited Daily News紙は19日、次期iPhone 6(4.7インチ版)液晶パネルの供給を、台湾イノラックスを加えた、韓国LGディスプレーとジャパンディスプレイの3社で行う見通しだと報じました。

イノラックスは、アップルが脱サムソン依存をはかったことで商機を得たと考えられています。サムスンはアップルにとって重要な部品供給メーカー(iPhoneやiPadに搭載のAシリーズ・プロセッサ等)ですが、市場でも法廷でも、両社の対立は深まるばかりです。

一方、シャープは、製造過程のテストランで品質に問題があったことから、サプライヤーとしての契約を解除されたと考えられています。アップルがシャープを敬遠したのは、iPad miniのサプライヤーから外されたとされる3月に続き、今年で2度目です。

アップルが、5.5インチ(予測)版の「ファブレット」型iPhone 6のディスプレーにどのメーカーを選定するのかについて、定かなことはわかっていません。

5.5インチ版は、4.7インチ版の発売から1カ月後の今秋末に発売されるとみられています。

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