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アップル、iPhoneの下取りサービスを来月から開始か

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アップルは、来るiPhone 5Sのリリースに伴い、iPhoneの下取りサービスを開始するようです。サービスの開始時期は不明ですが、9月10日のiPhone発表イベントに合わせて開始される見込みです。米国のMacRumorsが伝えております。

アップルは6月、米国の小売店舗にてiPhoneの下取りサービスを開始すると報じられました。リサイクル会社のBrightstarと提携し、旧モデルから新モデルへのアップグレードを促す目的で、店頭にてクレジットが顧客に対して与えられます。Bloombergの報道によると、旧モデルiPhoneは改装・改修され、新興国市場で販売されます。新興国では買いやすい価格に値下げされ、一方で、先進国でのアップル新製品の共食いを防ぐことができます。

6月来、買い取りサービス開始に際して従業員向けの研修が始まるとのことでしたが、しばらく進展がないようでした。しかしMacRumorsが得た複数の情報によると、いよいよその研修が始まろうとしている模様。アップルは各店舗に、研修関連の書類を送付済みで、各店舗でトレーナーの役割を担う従業員は26日、研修のマニュアルを受け取りました。トレーナーらは買い取りサービス開始に先立ち、来週にも他の従業員への研修を開始する予定です。

しかしTechCrunchによると、すでにアメリカ国内で、買い取りサービスを試験的に開始しているアップルストアがあるとのこと。

「お客さんは、水没のダメージを受けたことのない使用中のiPhoneを、アップルストアに持って行き、従業員はそのiPhoneを、オンラインサイトの助けを借りて査定します。そのサイトは、店舗内にあるiMacやiPadを使ってアクセスできます。デバイスの価格を決めるため、その状態について、お客さんはいくつかの質問を受けます。決められた価格は、新デバイスを買うときに使用できます。しかしここで条件があり、お客さんは新デバイスにアップグレードするためのクレジットを持っていることが前提となります。つまり携帯キャリアのチェックが必要となり、もしユーザーがアップグレード用クレジットを持っていない場合は、前もって早期解約の料金をキャリアに支払い、それで得たクレジットを別キャリアでの新デバイス購入に使うことができます。」

買い取りの価格は、デバイスの状態、性能、色などによって変わってきます。TechCrunchによると、iPhone 4およびiPhone 4Sの16GBモデルで、だいたい120~200米ドル(約11800~19600円)とのことです。 アップルが公式に同サービスをいつ開始するかは未だ分かりませんが、おそらくは9月10日のメディアイベントにおける次世代iPhone発表に合わせて開始されるものと思われます。

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