アップル、iOS 6.1ベータ最終版を開発者向けに間もなくリリース
アップルは内部的にiOS 6.1β版をテスト中で、ついに最終段階に至りつつある模様です。一般にリリースされるのも間近いと期待されています。米国のApple Insiderが伝えております。
iFunは11日、信頼できる情報筋からとして、iOS 6.1の5番目となるβ版を開発者向けにリリースしつつあるとレポート。「広範囲で網羅的な内部テスト」を経れば、同ソフトウェアは最終版として成立するとのことです。
iOS 6.1β版は開発者らに、18日か21日にはリリースされると見られています。
アップルは昨年11月初め、開発者らのコミュニティーにiOS 6.1のβ版を提供、現時点では、4つのβ版がリリース済みで、最新のものは昨年12月中旬に出たばかりです。
iOS 6.1の変更点はマイナーですが、目立つものとして、Siriを使ってFandangoで映画のチケットが購入できる機能(米国内に限る)、初めてデバイスを設定するとき、iCloudのセキュリティー向けにユーザーに対してプロンプトが出る機能などがあります。
iOS 6.1は開発者にとって、Map Kitフレームワークの拡張版を含んでおり、これによってサードパーティーのアプリケーションで、関心のある地点の住所を検索することができるようになります。例えばユーザーが「coffee」で検索をかけると、新フレームワークは、コーヒーショップの場所を店の情報とともに返してきます。
この新iOS 6.1の最終版は、iPhone5、iPhone4S、iPhone4、iPhone3GS、iPadの第2、3、4世代、iPadmini、iPodタッチの第4、5世代と互換性があります。