TeachMe iPhone > iPhone5最新情報 > 2011年12月20日

着用可能「Siri」対応のPC、アップルがひそかに開発中

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米国のApple Insiderによると、音声アシスタント機能「Siri」で操作できる着用可能な小型の新デバイスを、アップルが開発中とのことです。New York Timesの報道では、アップルが開発した試作品の一つは、「手首に装着された、湾曲したガラス製のiPod」と評されています。ちょうどiPhone 4SをSiriで操作できるように、ユーザーは音声を使って、この新デバイスとやり取りすることができるようです。

アップルのもう一つの実験的アイディアは、アイフォンのようなよりパワフルなデバイスに情報を入力するのに使用できる着用可能な小型デバイスです。これらはまた、iPodのようなデバイスにワイアレスで情報を表示させることもできます。この着用可能な電子機器は、アップル社の少数精鋭のグループによって開発が鋭意すすめられています。その試作品のいくつかは、すでに完成している模様です。

New York Timesのコラムニストであるニック・ビルトン氏によると、このようなデバイスの開発を進めているのはアップルだけではないとのこと。Googleも、アンドロイド系スマートフォンに接続できる着用可能PCの開発に取り組んでいると言われています。「初の装着可能PC」と呼ばれるスマートフォンは、全ての情報の「ハブ」となり、「衣服に装着されたセンサーとスクリーンに、電源とインターネットアクセスを送信する」とされています。

言うまでもなく、アップルは年来、iPodの着用可能なもの(iPodシャッフル、iPodナノ)を生産しております。両者とも、クリップで衣服に装着することができます。iPodナノは、腕時計のように着けることも可能です。

しかしiPodナノは、iPhoneとワイアレスで通信し合うような機能性を持っておりません。そういう意味では、まだスタンドアローン型のデバイスです。前述のビルトン氏の未来像は、すべてのデバイスがワイアレスで通信し合うような世界です。未来の着用可能デバイスはガラス製で、あるいはスクリーンを埋め込んだコンタクトレンズのようになるかもしれないとのこと…。

いずれにしても、鮮烈な未来像ですね。このようなデバイスが開発されるのも遠い先ではない様相です。


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