iPhone 5sのTouch IDとカメラは評判良し、バッテリーとディスプレイにはもの足りなさも - 米情報誌調べ
製品のレーティングやレビュー情報に強い影響力を持つ米消費者情報誌『コンシューマーレポート』はこのほど、iPhone 5sとiPhone 5cのレビューを発表。消費者らは、iPhone 5sのTouch IDと呼ばれる指紋認証システム、iPhone 5cの値ごろ感を評価しつつも、ディスプレイサイズやバッテリーについては、モトローラの新機種などと比べ、もの足りないとの印象を抱いている様子です。米国の9TO5Macが伝えています。
同情報誌は特に、iPhone 5sのカメラを評価しています。
「iPhone 5sの8メガピクセルカメラは、実に高品質な画像が撮影可能だ。微光下での撮影も、デジタルの手振れ安定機能により、高画質な画像を得ることができる」
また同レポートは、モトローラのDroid Maxx、Ultra、Miniを挙げて、そのバッテリー寿命が24時間近くもつことを評価し、他方、iPhoneがわずか7時間ほどの通話時間しかもたない点にも触れています。スクリーンについても、HTC、LG、サムスンのスマートフォンの「大きくてシャープ」なスクリーンの方が消費者の選好度が高いとしています。
最近の報道は、アップルが、大型ディスプレイを試験中だと指摘するものが多くなっており、ウォールストリートジャーナルは先月、アップルが6インチもの大きさのディスプレイを実験中だと報じました。KGI証券のアナリストであるミンチー・クオ氏も、アップルが2014年、iPhoneのディスプレイを4.5~5インチに拡大すると述べています。
アップルがiPhoneのディスプレイサイズを従来の3.5インチから4インチにアップデートしたのは昨年のiPhone 5において。2007年来変わらなかったサイズに変更を加えました。
さて来年、ファブレットサイズのiPhoneが登場する可能性もなきにしもあらずです。