本文に広告を含む場合があります。

NTTドコモ、今夏iPhone5Sを投入か

著者情報

MSN産経ニュースは5日、ついにNTTドコモが今夏、アップルiPhoneを投入すると報道。昨年2012年の携帯電話契約実績で、ドコモは上位2社に大きく水を開けられましたが、その敗因がiPhone取り扱いをしなかった経営判断にあるのは誰にでも分かる話です。そこでやっと翻意してiPhoneを取り扱うことにした...。まるでコントのような悲喜劇です。

やはりiPhoneを投入するしかない...。そう判断した経営陣は忸怩たるものを感じているでしょうが、その判断ミスの責任の重さは時代が時代なら、切腹ものでしょう。昨年353万600件の純増件数でトップの座を維持したソフトバンクに比べて、最大手ドコモはその半分以下の140万650件(約71万件減)。痛ましい結果です。ちなみにauは約50万件増の260万200件と堅調。

またMNP(モバイルナンバーポータビリティー)による携帯電話契約者の転出入状況は、auは101万500件の転入超過で、一方、NTTドコモは141万300件の転出超過。見事なまでの天国と地獄です。

MNP制度が導入された2006年10月からの累計では、ソフトバンク、KDDIの転入数はそれぞれ237万440件、241万7200件と転入超過。一方のドコモは、477万620件の転出超過。開いた口が塞がらないとは、このような結果を見て言うのかもしれませんね。

この期に及んでドコモの経営陣は、iPhone投入が不可欠だ!と判断したようです。日本の大企業の宿痾を見ているようですが、アップルとの交渉が軌道に乗れば、iPhone 5Sから発売が開始される模様。ドコモはアンドロイド系スマホも取り扱っていますが、その機種を絞り込み、新iPhone投入で起死回生を狙う見通しです。

さて、吉と出るか凶と出るか。どうなるのでしょうか?楽しみですね。

関連記事

最新情報



上へ戻る