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iPhone5S、8月発売か - デュアルLEDフラッシュ搭載の噂も

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最近のiPhone 5Sに関する噂によると、リリースは夏または晩夏で、グレードアップしたカメラにはデュアルLEDフラッシュが搭載される見通しです。米国のGottaBeMOBILEが伝えています。

アップル次期iPhoneは、iPhone 6とはならず、iPhone 5Sとなり、マイナーチェンジを多く取り入れたiPhone 5からアップグレードとなりそうです。

新iPhone 5Sのリリース日に関する噂は、AppleInsiderによると、中国のハイテクサイトEMSOneが出所です。同サイトによると、英銀バークレイズ の投資銀行部門バークレイズ・キャピタルのアナリストが、「iPhone 5Sはすでにフォックスコンに発注され、8月リリースに向けて準備中」と述べたとしています。

複数の4G LTE周波数をサポートするワールドフォン
またiPhone 5Sは、一つのモデルに複数のLTE周波数を取り扱う能力を備えるワールドフォンとなり、現行のiPhone 5によってサポートされているLTE周波数と互換性のない、中国移動通信 (China Mobile)などで必要な周波数も取り扱うことができるとのことです。

この互換性は、最新のQualcomm 4G LTEラジオとなる見込みが高く、これは単一のチップ内で、すべての国際的4G LTE周波数をサポートするもの。これによりアップルは、主要キャリアの大半で機能するiPhone 5Sモデルを生産することが可能となります。Qualcommのプランは、2013年後半にこの新チップを出荷、夏のiPhone 5Sリリースに間に合わせる狙いです。

デュアルLEDフラッシュ搭載
今週初めのiPhone 5Sに関する別の噂は、アップルがiPhone 5Sのカメラに、デュアルLEDフラッシュを搭載させると伝えています。LEDフラッシュは並んで配置されるのではなく、上部に互いに重なり合って配置されます。昨年2012年、iPhone 5がデュアルLEDフラッシュを搭載するとの噂がありましたが、これは実現しませんでした。おそらくこの噂が出た頃に、アップルはiPhone 5Sの計画段階に入っていたのでしょう。

デュアルLEDフラッシュは、シングルLEDフラッシュと比べて明るさは2倍。しかし光の到達度は2倍まで行くことはありません。デュアルLEDフラッシュによって、iPhone 5Sは、微光下での撮影機能が向上します。ただ、画像が白っぽくなる懸念もあります。スマートフォンの微光下でのカメラ性能は、一般的にあまり良くありません。しかしメーカー各社は、微光下での撮影性能アップに向けて方法を探っています。

複数キャリア間でiPhone 5Sと競合するHTC Oneは、平均的な競合のスマホ(iPhone 5も含む)より300%光感受性が高いモデルを約束しています。HTC Oneは光感受性を高めることで、微光下での画像の質を高めることができます。アップルもそれぞれのiPhoneにおいて、グレードアップしたカメラを提供し続けています。iPhone 5Sでは、デュアルLEDフラッシュ搭載であるソニーのXperia Zと同じセンサーをもつカメラが登場するでしょう。

新iPhoneを巡る噂の数々
EMSOneは、8月、iPhone 5Sとともに、廉価版iPhoneもリリースされるとしています。この噂は、廉価版iPhoneが中国国内でLTE周波数をサポートするものであり、米国内向けではないことを示唆しています。

iPhone 5Sのリリース日に関する噂は、2013年の夏と秋の間で揺れています。アップルは直近2つの最新iPhoneの発表を秋に行っていますが、iPhone 5Sについては、今年6月のWWDCに戻すとする見方もあります。これはサムスンのGalaxy S4のローンチに近づける狙いがあります。

噂によるとiPhone 5Sは、現行のiPhone 5とほぼ似たようなデザインになる模様。しかしiPhone 5Sは、iPod touchのように、マルチカラーとして登場するという噂も上がっています。また2012年9月に浮上しその後繰り返し持ち上がってきた噂によると、iPhone 5Sは指紋読み取り機能をもつとのこと。これはアップルが、AuthenTec社を買収した経緯と符号します。同社は生体認証セキュリティーを専門とし、スマホにおける指紋読み取り機能の開発を進めています。

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