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米消費者専門誌、主要スマホ中iPhone 5を最下位にランク

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このところのアップルの株価急落の主な要因は、最重要の製品ラインであるスマートフォンがその優位性を失ったからである、というのが大方の見方のようです。Business Insiderが伝えています。

iPhoneはこれまで驚くべき成功をおさめアップルの総売り上げの半分以上を占めてきました。この5年間アップルは「史上最高のスマートフォン」の地位を独占し続けていたのです。

しかし近年、競合製品がiPhoneに肩を並べるようになってきました。評論家の中には、サムスンの新製品がiPhone 5より優れていると考える人もいます。この春にGalaxy S4が発売されればトップに躍り出るだろうと多くの人が予想しています。

また信頼性の高い米国の消費者専門誌コンシュマーレポートは、アップルが優位性を失ったとする見方に同意を示す記事を載せています。

実のところ、同誌が下した結論はアップルファンをさらに落胆させるものです。同誌はiPhone 5を主要なスマートフォンの中で最も低くランク付けしています。

数値評価の理由についてはまだ詳述されていませんが、結果は驚くべきものです。

下記は同誌2月号に掲載されている(キャリア別)検証結果のまとめです。数値による評価の差はわずかですが、結果は明白です。

AT&Tとスプリントでは、iPhone 5は下記の2製品より下位にランク付けされています。
■LG Optimus G (アンドロイド)
■サムスン Galaxy S III (アンドロイド)

一方、ベライゾンではiPhone 5 は下記の3製品より下位にランク付けされています。
■モトローラDroid Razr Maxx (アンドロイド、グーグル傘下)
■モトローラDroid Razr HD (アンドロイド、グーグル傘下)
■サムスンGalaxy S III (アンドロイド)

ベライゾンではiPhone 5はトップ3にすら入らない? サムスンはおろかグーグルフォンにすら劣る? まるで横面をはたかれたような気分です。

アップルはiPhone 6に取り掛かったほうが良いのかもしれません。

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