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LG、iPhone 5向けインセル式ディスプレイの大量生産を開始

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iPhone 5 vs Galaxy S3

韓国LGディスプレイの韓相範(ハン・サンボム)CEOは22日、薄型で軽量のインセル式ディスプレイの大量生産を開始していると述べました。同技術は次世代iPhoneに採用される見通し。米国Apple Insiderが伝えております。

「インセル式ディスプレイの大量生産は始まったばかりだが、サプライに支障は全く出ていない」と、ハン・サンボムCEO 。ロイターによると、この発言は翌日23日まで保留とされていました。

詳細は分かっていませんが、同CEOの発言は、噂されているアップル次世代iPhoneのデビューに合わせたものと見られています。9月12日に特別イベントが開催される模様ですが、もうあと三週間後に迫っています。

アナリスト予測によると、アップルは新しいインセル式液晶ディスプレイ技術を用いて、新iPhoneを最大で0.4mm(別の報道では1.4mm)スリムダウンしようとしています。インセル式ディスプレイを大量生産できるサプライヤーには、シャープ、LG、日本ディスプレイ(東芝、ソニー、日立が2012年に合弁で新たに立ち上げた会社)があります。ある報道によると、ソニーと日立は2011年11月、アップルに対し、未知のiOSデバイスに採用される4インチ液晶ディスプレイパネルの出荷を開始したといわれています。

22日の発表は、次世代iPhoneのディスプレイの組み立て写真が出回った数日後のことでしたが、写っているデバイスに電源は入ってなかったので、もちろん詳しいことは分りません。

Apple Insiderは、アップル社自身が最近、インセルタッチスクリーン技術向けの米国の特許を取得したとの情報を得ました。その発明の具体案は、基本的なインセルディスプレイの適応から、スクリーンの生産に関して完全に新しいアイデアにまで及ぶもの。同技術は、ディスプレイのタッチセンスとLCD要素を統合することで、ガラスの基層を一層分取り除きます。

第6世代となる新iPhoneはスクリーンサイズが大きくなります。このため重量が増す懸念がありましたが、インセル技術を用いてディスプレイをより薄板化することによってこれを相殺できたというわけです。マルチタッチディスプレイはiPhoneにとって唯一のインプット方法です。これが実機のデザインを決します。大型化するスクリーンは、色々な点で比重を増すことを意味します。アップルが最近得た特許発明を採用するのか、または第三者のディスプレイメーカーのものに頼るのか、今のところ不明です。

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