iPhone 5への期待値は史上最高レベル、Galaxy S3も人気
最近行われた調査によると、今年後半の発売が期待されているアップルの次世代iPhoneの購入を考えている人の数は、先例のない記録的なレベルに達していることが判明しました。米国のApple Insiderが報じております。
先月6月に実施されて今月23日に発表されたChangeWaveの最新の調査では、消費者のうち、いわゆる「iPhone 5」の購入を「大いにありうる」と回答した人は14%、「多少ありうる」と回答した人は17%という結果でした。
「今回の調査における最大の発見は、アップル次世代iPhone(iPhone 5?)への期待度は先例のないレベルに達しており、iPhone先行機種のそれを大きく上回ったこと」だと、ChangeWaveは伝えています。
iPhone 4Sがリリースされた昨年10月、購入を「大いにありうる」と回答した人は10%、「多少ありうる」は11.5%でした。その後iPhone 4Sは記録的なデビューを飾り、2011年ホリデーシーズンを含む期間に、3700万台を売上げる結果となりました。
今回の調査は北米在住者4042名が対象。調査を受けた人々は、アップル次世代iPhoneが今年後半に、大型化したスクリーン、機能向上したカメラ、新iOS 6、4G LTEを備えつつ、iPhone 4Sと同じ価格でリリースされると仮定した上での回答でした。
同調査ではサムスンにとっても良いニュースがありました。19%が今後90日以内に、サムスンのスマートフォン購入をかんがえていると回答。これは最近リリースされたサムスンの旗艦モデルGalaxy S3によるところが大きいと見られています。
Galaxy S3に限れば、購入が「大いにありうる」は2%、「多少ありうる」は7%。Galaxy S3を選ぶ理由のトップは、「サイズと高品質なスクリーン」で15%を占めました。
同調査の結果は、アップルとサムスンにとっては好ましいものでしたが、他社への期待度はふるいませんでした。モトローラへの期待度は2ポイント下落の4%。HTCは変わらずの3%。RIMも変わらず低く2%。フィンランドのスマホメーカーであるノキアはやや上向きましたが僅か2%に留まりました。
いいことなのかわるいことなのか分かりませんが、スマホ戦争は、相変わらず2強のバトルが続く見通しです。