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iPhone 5:レビューワー達の感想は?

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9月12日水曜日に開催されたiPhone 5の発表会の席上で、この新型iPhoneが、大型スクリーンを搭載しながらも、従来のどのiPhoneよりも薄く、軽くなったことが明らかになりました。詳細をWashington Post誌が伝えています。

サンフランシスコで行われたプレゼンテーションの終了後、短い時間iPhone 5に触れることができた人々は、異口同音にこう評価しています。「多くの細かい変更が施されたiPhone 5は、全体としてさらに優れた製品になっている」と。

これらの人たちが触ることができたのは短い時間でしたが、誰の口からもiPhone自体への不満は聞かれませんでした。

Wired誌のChristina Bonnington氏によれば、真っ先に気づく違いは、「重さ」-いや、むしろ「軽さ」と言うべきでしょうが-だそうです。

「iPhone 4、4Sの形状を何年も使ってきた私でも、こんなに軽くなるなんて驚いたわ」と彼女は書いています。「実際、SamsungのGalaxy S3みたいなプラスチック製の機種よりも軽いのよ。チープさは少しも感じさせないのに」

手に持ったときの、何とも言えない手触り感が素晴らしい、と言う人もいます。

「単純な素材の変更なんですが、製品の操作感がこれだけ変わることに、いつもビックリさせられます。もっとも、じゃあ何が変わったのかと聞かれても、うまく答えられませんけど」情報サイトAnandTechのAnand Lal Shimpi氏とBrian Klug氏は、こう書いています。「しかし、形状が薄く、軽くなったことにはすぐに気づきますね。4と4Sはいつも角張った感じがしていましたが、5の形状は存在を感じさせない方向に変化しています。軽くなったおかげで、まるで空の金属ケースでも持っているような感じです」

両氏は、A6チップについても言及しており、iPhone 5の各種動作は、両氏の言葉を借りれば「劇的に向上」しているそうです。今回、ベンチマーク的なテストはまったくできなかったそうですが、新しい「マップ」のアプリでは、フレーム落ちは起こさずに、3Dの建物を表示させることができたとのことです。

もう1つの目立っていた改良点は、スクリーンです。

New York Times誌のDavid Pogue氏によれば、これこそがiPhone 5を縦長にさせた原動力であり、おそらくHDビデオにも完全対応できるだろうとのことです。氏は、アイコンを表示する列が1列増えたことも、歓迎すべき変更だとしています。

情報サイトTechCrunchのレビューワーであるJohn Biggs氏は、「まさしくそこに存在するような、リアルな画面」と表現しています。氏は、最終的な判定はまだ留保しているものの、「Galaxy S IIIのような巨大型スマホと、(現段階で)小さいスマホの限界値と思われるiPhone 4との間で、最適な大きさのスマホを探している人には、iPhone 5は良い選択肢となるでしょう」と述べています。

情報サイトCNetでは、レビューワーのKent German氏とScott Stein氏が、カメラ機能にダイナミックライトという新しいモードが追加されたことに触れています。これはカメラのアプリを2倍高速に起動できるモードです。両氏は、ビデオの撮影中にも写真が撮れるようになったことを、特に評価しています。

多くのレビューワーが指摘する残念な点は、新しいDock端子です。確かにこの端子のおかげでiPhoneは薄く、軽く、大型スクリーンを搭載できるようになったわけですが、同時に、iPhone 5にアップグレードしたユーザーは、何年もかけて集めてきたケースやアクセサリ類が使えなくなってしまうのです。

そればかりか、9月13日朝のSlashgearのレポートによると、従来機種との互換性に関するユーザーの不満を抑えるためにAppleが$29で販売するアダプターは、一部のアクセサリで使えないそうです。Appleのサイトでは、この製品について「一部の30ピンのアクセサリは、サポートしていません」と断り書きがしてあります。

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