Siri、3月中に日本語対応か? iPad3にも搭載の見込み
中国のテクノロジーニュースサイトDoNewsによると、iPhone 4Sに搭載されているSiri(音声アシスタント機能)は来月中にも、日本語、中国語、ロシア語に対応するとのことです。Siri中国語版の開発に携わっているアップルのエンジニアから得た情報として、来月までには一般公開されるとしています。米国のCNETが伝えています。
アップルは来月、待望の新iPadをリリースすると広く信じられており、そこに、中国語、日本語、ロシア語対応の新Siriを搭載し、さらに人気を獲得する狙いと見られています。新Siriはローカル情報やナビゲーションなど、現在は米国でしか提供されていない機能も備える模様です。
Siriは現在、英語・ドイツ語・フランス語対応ですが、アップルは今年2012年、さらに韓国語、中国語、日本語、イタリア語、スペイン語に対応させると約束しています。
アップルのアジア市場重視を考慮すれば、アジア諸語への対応が急がれているのは何も驚くべきことではありません。特にSiriの中国語サポートは、アップルにとっての最優先課題で、同国市場の成長を考えれば、当然と言えましょう。
また米国のMacRumorsによると、日本もアップルにとって重視すべき市場。iPhone 4Sの人気は皆さんもよくご存知でしょう。他方、アップルはロシアにはさほど重点を置いておらず、その経済成長の勢いから、ブラジル、インド、中国に狙いを定めているようです。
これは、私たち日本人にとって朗報です。どれほどの精度か未だ不明ですが、一つの新しい、大きな可能性を持つ技術が、いよいよ私たちの生活に入ってくるのです。