新しいiPadの噂は絶えることなく賑やかですが、米国のCNETが中でも信頼できるニュースを伝えています。
スクリーンおそらく新iPadは、QXGA 2048×1536ディスプレイとなるでしょう。Display Searchのアナリストであるリチャード・シム氏は「パネルは11月に生産開始。次の第1四半期の生産量は約800万台となる」と述べ、サプライヤーはシャープとLG Display、またシャープのIGZO技術を採用とのことです。これによって、デバイスはより薄版化し、より長いバッテリー寿命となります。また来年後半には、7.85インチサイズの小型iPadも控えています。
バッテリー米国のDigiTimesの報道から「新iPadのハイエンド機種のバッテリー容量は14,000mAH(ミリアンペア)。iPad 2は6,930mAHなのでおよそ倍」とし、シム氏は「バッテリー容量の向上は買いだ」と語りました。
リリース日と価格DitiTimesによると、2種類の新iPadが2012年の1月にリリース。1つ目はやはり、ハイエンド機種。2つ目は、アマゾンのキンドルファイアに対抗する狙いから、iPad 2の廉価版です。
しかし前述のシム氏は「199米ドルのキンドルファイアと競り合うほど、アップルは値段を下げないはず。儲けを減らすのは勿論避けたい。それに廉価版ということで、イメージを安っぽい二流品には絶対したくない。売れるだけ売るつもりでいるだけだ。次の新iPadで、需要と供給の流れが決まってしまうだろう」と指摘しました。
具体的なリリース日について、シム氏は「1月はちょっと微妙」とし、「リリースするからには、可能なかぎり多くを在庫に用意したいわけだから、今すぐということはなく、少し待つ必要があるだろう。多分、2012年第1四半期後半ではないか」と語りました。
A6プロセッサーA6については未だよく分かっていない模様。サムスンが米国テキサス州オースティンにて生産するとのReutersの報道がありましたが、これが来年4月の製品に搭載されるかどうかは、今のところ不明です。
もし正しければ、初のiPad搭載となり、ゆくゆくはiPhone搭載ともなる運びでしょう。A6は、プロセッサーのコアが増えます。全てのコアが同等というわけではありませんが、アップルは単に汎用性をもつコアを製作するのではなく、特化した性能のコアを追加するかもしれません。4つの汎用性コアと、5番目に省力用のコアを持つことでしょう。
既出の情報もありましたが、バッテリー寿命については、ちょっと期待できそうですね。