米調査会社NPD ディスプレイサーチのアナリスト、リチャード・シム氏は、第2世代iPad miniの生産時期について、LGを含むディスプレイのサプライヤーが早くて来月にもスクリーンの量産を開始するだろうと述べています。米国のApple Insiderのレポートです。
シム氏は6日月曜日(米国時間)、米国のCNETに対し、アップルが今後、部品サプライヤーでありかつスマートフォン市場におけるライバルでもあるサムスンからますます距離を置くため、韓国のLGディスプレイがRetinaを搭載したiPad miniのスクリーンの多くを生産することになるだろうと述べています。
「サムスンは次世代iPad miniに関わることはなく、LGディスプレイがサプライヤーとしてこれまで以上に大きな比重を占めることになる」とシム氏は述べ、パネルの供給には他の企業も関わるがLGが最大の生産シェアを獲得するだろうと述べています。
また画面解像度については、Retina搭載のiPad miniは現行モデルの2倍の2048×1536ピクセルとなり、インチごとに換算するとiPhone 5の326ppiとほぼ同等になり、タブレットとしては最高の解像度を持つことになるとのことです。
シム氏は、ディスプレイは6月か7月に生産が開始され、発売はこれまでの噂どおり今年第3四半期(7~9月)になるだろうと予測しています。